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施工事例 2023.05.23
これぞ坂根工務店の手仕事!事例を探求「光取り込む、狭小地の家」前編
こんにちは、坂根工務店の坂根広泰です。
今回ご紹介するのは狭小地を活かした住まいです。
前編「お施主様のご要望」「外観〜LDK」、後編「プライベート空間」の2回に分けてお届けします。
■ まるで蔵のような家!?狭小地でも明るく広い空間づくり
施工事例「光取り込む、狭小地の家」より
30代ご夫婦のお住まいで、利便性を優先して“間口が小さい狭小地”に建てることになりました。
お施主さまの夢は「蔵のような外観の家に住む」こと。
奥さまの憧れるイメージを軸に、蔵のような外観にもマッチしたモノトーンを基調とした家を設計しました。
外観は蔵風に仕上げるために、四角い窓を正面に配置したことがポイントです。
元々は「なまこ壁にしてみたい」というお施主様の思いもありましたが、
一般の住宅にはコスト面や維持面で難しいという判断になり、蔵風のデザインを現代風の素材でアレンジ。
モダンな雰囲気と蔵のデザインの組み合わせで、意外とお洒落に!
玄関は白をベースに清潔感漂う空間に仕上げました。
シンプルながらも、ニッチの間接照明で遊び心も忘れずに!
季節の花を飾って楽しんでいただいています。
玄関をスッキリ魅せるために、広々としたウォークスルーの収納を設置。
靴の数量やお施主様の使い勝手に合わせて収納棚をカスタマイズしています。
廊下を進むとLDKにつながっています。
内装はご要望に合わせて、モノトーンでスタイリッシュにまとめました。
TV台はサイズに合わせて造作。ニッチになっているので、その分空間を広く使うことができます。
リビングには多目的に使える、畳の小上がりを設置。
畳スペース下には、奥行のある引き出しが収納されています。
また、横の階段下はロボット掃除機の基地として予め設計しました。
空間を無駄なく使うことが「狭小地でも空間を広く使えるコツ」です!
周りを隣家に囲まれている立地です。
採光・通風面積の確保するために、建物の中央に吹き抜けを設置しました。
吹き抜けがちょうどLDKの中心に位置に当たり、空間全体の明るさと風通しを実現!
吹き抜けを挟んで、ダイニングキッチンがある間取り。
狭小地のため空間を広く使うために「壁付けキッチン」を採用しました。
ダイニングとの距離が近いので、料理の配膳もしやすく便利ですよ!
次回後編では、プライベート空間を解説します。お楽しみに!
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