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施工事例 2024.05.21

これぞ坂根工務店の手仕事!事例を探求〜家族で守る古民家の暮らし〜(前編)

こんにちは、坂根工務店の堂本です。
今回ご紹介する事例は「趣を残しより快適な生活を」です。
坂根工務店が手がける古民家再生リノベーションの設計と施工内容をリノベーション前と比較しながら、前編では古民家リノベに至る経緯と外観部分の修繕について解説します。

リペアしながら住みたい!古民家再生プロジェクト

施工事例「趣を残しより快適な生活を」より

古民家といえば、昔ながらの日本家屋の風情を感じられる建物の造りや暮らしを味わうことができる価値が高いものだと思います。

しかしながら、風雨にさらされ日光を浴び続ける建物は経年変化を続け、メンテナンスをしない場合には朽ちてしまうものです。さらに、古民家での暮らしは現代住宅とはかけ離れたもので”使いづらさ”や”暮らしにくさ”を感じてしまうでしょう。

坂根工務店では、そんな伝統的な古民家の良さを守りつつ快適な暮らしが両立できるように工夫した古民家リノベーションを手がけています。

今回の事例は、お施主様ご夫婦とご両親が生活する平屋(一部2階)の古民家。
年齢を重ねる中でこの家に住み続けたいという想いと住みづらさを感じ、「良いものを残しつつ、快適さを両立できないか」ということで私たちにご相談いただいたのが始まりでした。

お施主様が特に課題を感じていたのは水廻り。トイレが半外にあるため、靴を履き替えて使用していた状況。快適さがどのように叶ったのかもぜひご覧ください。

外観部

(改修前)昔ながらの日本家屋の外観の中にも、素材の良さを感じられる家です。
しかし、きれいに見える装いですが老朽化が目立つ箇所や断熱性など、暮らしにくさは随所に見られていました。

まずは日本瓦(三州瓦)に葺き替えを行いました。
瓦は平均25年ほどで葺き替えが必要になりますので、見た目によらず点検を行うことが大切です。
瓦の上にはつなぎ目がきれいに見える「鹿の子漆喰」を再現!

▲施工の様子。参考写真は別物件です。

さらに床下は点検を行い、防湿コンクリートで仕上げて湿気対策をしています。
また断熱材を入れて快適に過ごせるようになりました。

外壁は大津壁で仕上げ滑らかで高級感を感じられるように。

大津壁…滋賀県大津が発祥。
土壁の材料にスサと石灰を混ぜており、通常の土壁よりもきめ細やかな印象です。

玄関頭上には既存の立派な梁を残して。
床面は御影石の四半張りで、上質さを感じる雰囲気にしました。

次回は古民家リノベーションの室内編をご紹介します。

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