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家づくりコラム 2024.11.07

【秋冬編】180年の技術を使ったとっておきの家づくりアイデア|四季をコントロール

こんにちは、坂根工務店の坂根広泰です。
坂根工務店では「四季を感じる家づくり」をコンセプトの一つとして掲げています。
そのなかで、ただ季節の移ろいを感じるだけではなく、季節に順応できる住まいをつくることも大切なポイントです。

秋冬が過ごしやすい家とはどんな家でしょうか?

暑い夏が長くなってきた昨今、冬の寒さとのギャップを感じます。そんな季節の変化にも対応するコツは?

秋冬を快適に過ごすためのポイント

Point1 日射熱をコントロール「陽光を取り入れる」

日射熱というのは、太陽光によって生じる熱のことです。
南側に大きな窓を設けることによって暖かく明るい光が室内にもたらされます。
寒い冬には暖房だけではなく、ポカポカと暖かい陽光が感じられると良いですよね!

日射遮熱用のガラスを使うと、日射熱が遮断されて入りづらくなくなります。
夏場はこれでも良いですが、冬は寒さを感じてしまいますよね。

坂根工務店では、季節によって変わる太陽の位置を計算して、夏場は庇で直射日光を防ぎつつ冬場は陽光が室内に差し込むような設計を行っているので、日射熱をコントロールすることができます。

強い西日は、まぶしさと暑さを感じるので日射熱をコントロールできる窓ガラスを設置すると良いですね!
ちなみに、寒い冬は窓を閉めっぱなしにしてしまい換気面が気になるところですが、24h換気によって空気は入れ替わっていますのでご安心を。

Point2 庭木でコントロール「目で四季の移ろいを楽しみながら」

庭木は季節の移ろいを感じるだけではなく、植えておくと自然と日差しをコントロールしてくれます。
夏場は窓辺に木陰をもたらしてくれた樹木。
落葉樹は秋冬に葉が落ちるため、室内に陽光を取り込みやすくなるのです。
そしてまた、あたたかい季節になれば芽が出て木陰をつくるサイクルができます。

Point3 自然素材を使う「素材は呼吸する!」

無垢床や漆喰などは、自然素材なので呼吸(収縮)をしています。自然由来の素材は「多孔構造」といって、小さな穴がたくさん開いています。実はこの孔によって、湿度が低くなると自然素材が含んでいた湿気を放出し、高くなれば湿気を含むという特性があります。
冬場は乾燥が気になるところですが、この特性を利用することで室内を快適な湿度に保つことができます。

また多孔構造によって多く空気を含むことができるので、その分触れた時に暖かく感じられるメリットも。

その他ポイント「舞鶴の季節をコントロール」

冬には雪が積もる舞鶴。雪かきができる前提に考えておくこともポイントです。たとえば来客用の駐車場に雪を避難できるように想定しておくなど。

それから、お好きな方だったら薪ストーブも風情があって良いですね!最近は煙の量をコントロールできる薪ストーブもあるので、住宅街で使用することもできます。寒い冬をあえて楽しむアイデアも素敵ですね。

なるべく自然の力を使い、季節を感じつつ快適な生活を送ることは素敵なことだと思いませんか?
私たちの家づくりの知恵を感じていただけると幸いです。

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