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こんにちは、坂根工務店の堂本です。
本日は、私たちが手がけたリノベーション事例をご紹介していきます。このシリーズでは施工事例には書かれてない家づくりの背景をお届けしています！ぜひ他のコラムもご覧くださいね。

前編では、お施主様との出会いやご要望、玄関周りを。後編にて室内の様子をご紹介します。

リノベーションは、住宅密集地での課題をクリアするためだった！

施工事例「光が降りそそぐ家」より

このお住まいの持ち主は60代のお施主様。
元々住まいのメンテナンスなどでお世話になっていましたが、家が古くなったことをきっかけに改修もしくは建て替えを検討されていることをご相談いただきました。

住宅密集地にある古い住宅で、以前の建築基準法で建てられたものでした。
しかし建て替えとなると、現行の基準からいくと現在の住まいよりも建築可能な部分が狭くなるという課題が発生したのです。面積のご要望から3階建てを検討しましたが、ご年齢のことを考えると難しいとの判断に至り、リノベーションを行うことになりました。
今回は構造体の劣化が見受けられた部分があり、家を持ち上げて基礎を入れ替えています。

密集地であることから家の中心部が暗いことが気になるということで、新たな採光方法への挑戦も行っています。(後編にて登場しますので、どのような設計で解決したのかお楽しみに！)

2階には絵画をコレクションされている奥様のご要望でギャラリースペースを。
今回はプライバシーの関係上ご紹介できませんが外観部も町並みを壊さず、馴染むものをとご要望いただきました。

玄関廻り

玄関は、住まいの顔。
和風の広々とした空間を設計しました。

和風の玄関は「お客様をお迎えする場所」としておもてなしの空間づくりを行うことが基本です。広い土間に椅子を並べて訪れた方とおしゃべりすることだってできます。現在は玄関で時間を過ごすことは少なくなりましたが、ここはついついお話が弾んでしまう空間なんですよ！

段差のゆるやかな式台や手すりは、誰でも昇降しやすく設計しています。

玄関ホールの造りはコチラで解説しています。
【玄関ホールのススメ】和風・和モダンな玄関のインテリア｜坂根工務店の家を最大限に活かそう！

それでは後編をお楽しみに。