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現場リポート 2024.12.24
実家母屋のリノベーション!完成見学会レポート
こんにちは、坂根工務店の坂根広泰です。
少し遅くなりましたが、本日は11月中旬に完成見学会を開催した住まいを少しご紹介します。
詳細はまた施工事例でご紹介できればと考えております。
定年を機に、今後の暮らしを楽しむリノベーションを
定年を機にご実家を改修し、夫婦2人で住み直しをされるお客様。
築40年で今の生活には合わない間取りと生活空間が暗いと悩まれていました。
実はこの家は40年前に坂根工務店が施工した住まい。
現地調査にお伺いしましたが、フローリングなどの経年変化・劣化が見受けられたものの基本的には状態良好。住まいを大事に使われてきたこと、弊社の大工の腕が確かであることを実感して涙腺が熱くなりました。
しかし、現代の生活を考えると1つのお悩みが…
それが「生活スペースが暗いこと」でした。
昔の住まいは来客をもてなす部屋を優先されていたため、生活スペースが暗くなりがちでした。
状態の良い住まいを活かしつつ、明るさをどう補ったのか早速写真をご覧ください。
玄関ホール上部の部屋を抜いて吹き抜けにして、開放感と明るさを確保しました。
立派な梁もリノベーションを機に表舞台に立つことができました。
良質な素材は何年経っても使い続けることができます。
吹き抜けのおかげで、2階の窓から明るい光が階下に届きます。
大きな照明もこの空間にはとても似合います。
新たに吹き抜けとなりましたので、廊下には柵・手すりを設置。
もちろん伝統を受け継ぐ坂根工務店の大工お手製です。新旧の融合が見られる場所。
経年とともに飴色に変わって空間に馴染んでいく様子をお楽しみいただけます。
自然と人が集まる空間をイメージしたLDK。
天井と床には無垢の杉を採用した、木の香りが漂う空間になりました。
壁は塗り壁で高級感と温かさを感じさせてくれます。
リビングを中心に家事動線を考え、将来的な生活もラクにお過ごしいただけるように設計しています。
大開口の窓は、毎日の暮らしが明るく開放的に。居心地の良さをもたらします。
改修前のお住まいにあった鏡を再利用。
良き素材・家具・照明などを活かせるのもリノベーションの醍醐味です。
ご来場者のお声
今回の見学会のご来場者様は、ほとんどがリノベーションをご検討中の方でした。
ご実家や古民家・ご自宅など、皆さまが改修したいお住まいはそれぞれ。
「以前の住まいの趣を感じられるのに、古さは気にならない。」
「うちは昔の造りだから、狭く感じる。こんなに開放的なリビングには憧れる。」
「新築ともまた違うリノベーションへの価値を感じる。楽しみだ。」
坂根工務店のリノベーションへの期待とご興味を示していただくことができました。
お家をお貸しくださった施主K様、ご来場いただきました皆さまありがとうございました。