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家づくりコラム 2025.04.10
リノベーションでつくる、二世帯住宅のことを知る!
こんにちは、坂根工務店の山田です。
今回のテーマは、「リノベーションでつくる二世帯住宅」。
最近では、リノベーションのご相談が増えており、多くの方に私たちの設計に関心を寄せていただいていることを、大変うれしく思います。
二世帯住宅リノベの魅力
まずは、二世帯住宅としてリノベーションを行うメリットをご紹介します。
Point 1 家を住み継ぐことができる
現在の持ち家を活かしながら、快適性を向上させるリノベーション。
思い出を残しつつ、世代を超えて家を住み継ぐことができます。
日本では、スクラップアンドビルド(建てては壊す)の慣習が問題視されていますが、リノベーションによって建物を永く大切に使い、環境負荷を抑えることにもつながります。
Point 2 コストを抑え、内装にこだわることができる
既存の家を活かすことで、物件購入や取り壊しのコストを削減し、その分を内装や設備に充てることが可能になります。
たとえば、
・自然素材を使った内装
・最新設備の導入
・おしゃれな家具を揃えた住まいのトータルコーディネート
など、理想の住まいを実現しやすくなります。
Point 3 親孝行ができる
実家をリノベーションする場合、リノベーション費用をお子さん世代が負担するケースも多く見られます。
例えば、「働き盛りの息子さんが親孝行として、お風呂をプレゼントした」といった心温まるエピソードもあります。
さらに、二世帯住宅にすることで、
・お互いに気にかけながら生活できる
・子育てを手伝ってもらえる
といったメリットも生まれます。
▲BEFORE
▲AFTER
最近の二世帯住宅事情
1. 働き盛り世代の二世帯住宅
親子といえども、お互いに気を遣わず快適に暮らしたいというのが、最近の二世帯住宅の傾向です。
たとえば、
・アパートのように上下階で分ける
・メゾネットタイプのように住み分ける
といった方法が選ばれています。
また、「玄関を分ける」というご要望も多く、世代ごとに生活リズムが異なるため、プライバシーを守りつつ、お互いに程よい距離感を保つことが、二世帯住宅で快適に暮らすコツです。
2. 介護を考えた二世帯住宅
ご家族に介護が必要な方がいる場合、
・訪問介護の利用や外出に便利な場所に部屋を配置
・すべての扉を引き戸にする
・段差をなくしたバリアフリー設計
といったリノベーションを行うことで「家族に見守られながら、安心して暮らせる家」をつくることが可能です。
二世帯住宅で留意すべきこと
Point 1 住宅ローンの問題
住宅の所有権がなければ、ローンを組むことができません。
そのため、多くの場合、息子さんが住宅ローンを組むことになりますが、その際に相続や所有権移転の手続きが必要になるケースもあります。
リノベーションを機に、将来に向けた手続きを早めに済ませておくのも一つの方法です。
Point 2 住みながらのリノベーション
持ち家をリノベーションする場合には規模にもよりますが、住みながら工事を行うと様々な制限や影響が出てきます。そのため、小規模なら「住みながら」、フルリノベーションといった大規模なら「仮住まい」を想定しておくと良いでしょう。
まとめ
二世帯住宅のリノベーションは、「家を住み継ぐ」「コストを抑える」「親孝行できる」という大きな魅力があります。
さらに、
・程よい距離感を保つ設計
・介護を考慮したバリアフリーリノベーション
・住宅ローンや相続などの手続きも見据えた計画
など、二世帯住宅ならではのポイントを押さえることで、より快適で安心な住まいを実現できます。
ご興味のある方は、ぜひお気軽にご相談ください!
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