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家づくりコラム 2025.04.15
【住宅地の家づくり】隣家への配慮とプライバシーを守りながら、安心できる家を。
こんにちは、坂根工務店の坂根広泰です。
今回のテーマはズバリ、「隣家への配慮とプライバシーの確保」について。
いくら理想の家を建てても、快適性や安心感がなければ、本当に満足できる住まいとは言えませんよね。
そこで今回は、実際にどのような工夫をしているのかをご紹介します。
隣家への配慮は、国のルールで決まっている!
家づくりには、建築基準法(国の法律)によって、さまざまなルールが定められています。
たとえば、敷地面積に対する建築面積(建物が地面を覆う部分)の割合を示す「建蔽率(けんぺいりつ)」。これは、プライバシーや風通し、採光を確保するための重要な指標です。
建蔽率には制限があり、都市計画で定められた用途地域ごとに上限が決まっています。
「思っていたよりも家が小さくなりそう…」と感じることもあるかもしれませんが、これらのルールに基づいて設計することで、隣家への配慮と自宅の快適性を両立できるのです。
住宅密集地でも活かせる、坂根工務店の工夫!
基本的なルールを守りながら、さらに住み心地の良さを追求するのが坂根工務店流の家づくりです。
Point1 採光を叶える窓配置
坂根工務店の家の特長の一つは窓の設計。
住宅密集地であっても、明るく開放感のある空間をつくる設計力があります。
建蔽率の制限により、ある程度の採光は確保できますが、それでも隣家が近いと室内が暗くなりがち。
そこで、ハイサイドライト(高窓)を活用し、2階の光を1階まで届ける工夫をしています。
ハイサイドライトを設けることで、隣家からの視線を気にせず採光を確保できます。
また、中庭を使って採光する方法もあります。
道路に面した南側に大きな窓を設けられない場合でも、中庭に向かって窓を設置すれば、家の中心に光を届けることが可能です。
間取りの工夫次第で、敷地が限られていても採光を確保できます。
Point2 プライバシーを守る玄関の配置
玄関の向きも、プライバシーを考える上で気になるポイントですよね。
家の側面に玄関を設置することもできますが、道路に面した玄関となるケースも多々あります。
その場合、目隠しの塀を設けたり、アプローチに工夫を加えたりすることで、適切な距離感を生み出します。
・玄関の前に塀を設置し、視線を遮る。
・流線的なアプローチをつくり、外からの直線的な視線を避ける。
視線をコントロールすることで、プライバシーを守りつつ、開放感のある住まいを実現できます。
住宅密集地でも、快適で安心できる住まいを
家づくりでは、法律を守ることはもちろん、設計の工夫でさらに快適な住環境をつくることができます。
「隣家への配慮とプライバシーの確保」、どちらも大切にしながら、理想の住まいを一緒に実現していきましょう!
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