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家づくりコラム 2025.05.20
【リノベーション】時間を紡ぐ。古い家から引き継ぐものは?(堂本)
こんにちは、坂根工務店の堂本です。
皆さん、リノベーションにはどんな価値があると思いますか?
まずは、住み継ぐことができること。
私たちが建てた家を後代に渡って大切に使い続けていただくお施主様もいらっしゃいます。
それから何より楽しみなのが、家の素材やポテンシャルを活かせることです。
古い家から引き継ぐもの
実は私がリノベーションの設計を担当する時、「まるで宝探しみたいだ!」と毎回思っています。
建物とは、本来築年数が経ってしまえば価値がなくなるものではありません。
近年の日本では、建てては壊すことを前提に安価な建物が多く建てられています。
そのため、多くの方にとってリノベーションとは「古かろう、悪かろう」という概念が残ってしまいます。
しかし、古い建物には良い素材が使われ、良い腕を持った大工の技術が見受けられます。
だからこそ「これはぜひ活かしたい」という思いが生まれてくるのです。
皆さんの住まいづくりが変わるかも。知らない人は損しているかもしれません。
坂根工務店が40年前に建てたご実家をリノベーションした事例もあります。ぜひご覧ください。
→定年後の豊かな時を過ごす、実家リノベーション
いくつか坂根工務店がリノベーションで活かしたものをご紹介します。
まずは立派な構造部。
リノベーション前は、天井に眠っていた梁。
現地調査で確認してみるとこんなに立派な木材が隠れていました!
リノベーション後に改めて「あぁ、再生できてよかった」と感じます。
こうした建具は、レトロな雰囲気が魅力的です。
唯一無二のデザインが眠っているなら、ぜひ再利用したいですね。
和室は造りや品質が保てている場合、そのまま残す方向で考えています。
「こういった板材は二度と取れないだろう!」そんな上質な素材がたくさん使われています。
和室を解体する場合であっても、そこで使われていた素材は今では手に入らない貴重な物です。
私たちは家をつくる立場であり、家を残す立場でもあります。
リノベーションに興味を持っていただけた方、住まいづくりの在り方として挑戦してみたい方。
皆さんのリノベーションをより一層価値あるものに仕上げます!
ぜひ坂根工務店に一度お話しにいらしてください。
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