デザイン性を重視した、軒や庇のない住宅が流行ったこともありますが、実は、軒や庇にはこのような重要な役割があったのです。
このほか、緩衝空間としての縁側やインナーテラス、室内の蓄熱や打ち水などによる気温低下に効果のあるコンクリート土間、風や光の通り道をつくる通り庭など、自然エネルギーを活用する方法は多岐にわたります。
パッシブデザインの家づくりなら、経験豊かな坂根工務店におまかせください!
家づくりコラム 2020.11.26
こんにちは、坂根工務店の堂本です。
前回は、「本当によい家」とは何なのか、ということについてお話させていただきました。
突然ですが、「パッシブデザイン」という言葉を聞いたことがありますか?
環境先進国の代表、ドイツで生まれた高性能省エネ住宅「パッシブハウス」。
その「パッシブハウス」の基本となる考え方を、「パッシブデザイン」といいます。
「パッシブ(passive)」には「受け身」「受動的」という意味があります。
冷暖房器具だけに依存するのではなく、太陽光や風といった自然のエネルギーを受け入れることで、快適な住環境をつくり上げる。この受け身のスタイルが「パッシブデザイン(Passive-Design)」の名前の由来です。
このパッシブデザインの家と、先人の知恵が詰まった日本家屋には、自然エネルギーの活用という意味で、実は大きな共通点があるのです。
代表的なのが、窓と軒。
南側に掃き出し窓を大きくとることで、冬場でも暖かい日差しを室内に取り込むことができます。太陽高度の高い夏になると、深い軒が直射日光を遮って、室内の温度が上がるのを防いでくれます。
デザイン性を重視した、軒や庇のない住宅が流行ったこともありますが、実は、軒や庇にはこのような重要な役割があったのです。
このほか、緩衝空間としての縁側やインナーテラス、室内の蓄熱や打ち水などによる気温低下に効果のあるコンクリート土間、風や光の通り道をつくる通り庭など、自然エネルギーを活用する方法は多岐にわたります。
パッシブデザインの家づくりなら、経験豊かな坂根工務店におまかせください!
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