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家づくりコラム 2021.01.12
完成してからが本格的なお付き合い
こんにちは、坂根工務店の堂本です。
家は建てて終わりではありません。アフターフォローのこと、保証のこと、やっぱり気になりますよね。
最近ではハウスメーカーだけでなく、独自で50年・60年という長期保証を導入する工務店さんも増えてきました。
それじゃあ、坂根工務店はどうなの?
というと、当社の場合は法令で定められた躯体(「構造耐力上主要な部分」と「雨水の浸入を防止する部分」)10年、地盤補償10年、メーカー保証。定期点検は1年目と10年目の2回のみ。
これだけ見ると「坂根工務店って、フォローが悪いのね」と思われてしまうかもしれませんが、人と人とのお付き合いは、表面的な数字だけで計れるものではないと思うのです。
当社では、現場管理の担当者がお引き渡しのその後まで担当します。すでに信頼関係もできていますし、気心も知れています。
定期点検と銘打って訪問するのは1年目と10年目だけですが、「ちょっと見に来て」と連絡をもらえればいつでもお伺いしますし、台風のあとなどは状況確認をさせていただいております。
訪問・点検は無料で、補修費用についてはケースバイケースです。
『長期保証制度』というと聞こえはよいのですが、お客さまにとってはメリットばかりでもありません。
長期保証を継続するためには、1年、2年、5年、以降5年ごとの点検のたびに、指摘された箇所のメンテナンスを行う必要があります。拒否すれば、保証は打ち切られます。
つまり、長期保証を導入することで、かえってお客さまのコスト負担が増える可能性があるのです。
坂根工務店と当社のお客さまは、『制度』で結ばれた関係ではありません。
声がかかれば、いつでも行く。必要な時に、必要な部分だけを補修する。このようにして、これまで何十年とお客さまのお住まいを守ってきました。
このやり方が正しいのか、間違いなのかはわかりません。ただ、
「子どもの代、孫の代もよろしくね」
こんなやりとりひとつで3代、4代とお付き合いの続いているお客さまのいることが、答えではないでしょうか。
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