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家づくりコラム 2021.03.11
素材選びは暮らしに合わせて臨機応変に
こんにちは、坂根工務店の坂根広泰です。
坂根工務店の家は完全自由設計なので、標準仕様というものがありません。
お客さま1人ひとりのライフスタイルに合う仕様を、その都度ご提案いたします。
無垢の板や塗り壁など、内外装に自然素材を使用することもあります。
趣のある、雰囲気のよい仕上がりになりますが、だからといって誰にでも自然素材をおすすめするわけではありません。
自然素材には自然素材の、建材には建材のよさがありますから、どちらをおすすめするというよりも、お客さまの生活スタイルやご予算に応じて「どちらがお好きですか?」と選択肢として提示する、という感じです。
自然素材には先ほど申し上げた「趣」のほかに、「質感」のよさというメリットが挙げられます。
無垢のフローリングには、建材のフローリングにはない柔らかさと暖かさがあります。
高齢のご家族がいる場合、柔らかい杉の無垢フローリングであれば足触りもよく、堅い床材に比べて足腰が疲れにくいのも利点のひとつです
床暖房まではいらないけれど、素足になった時の「ヒヤッ」とした感じを軽減したいという方にもおすすめです。
ただし、無垢材は乾燥によって収縮するため、冬になると隙間ができたり、反ったりします。自然素材特有の変化ですが、やはり気にされる方はいます。
それでも、無垢のあたたかみや趣がほしいというお客さまであれば、無垢フローリングを採用します。
注意点としては、杉のような柔らかい無垢材は傷がつきやすく、固いもの、重いものを落とすと傷や凹みができやすいこと。
ネコちゃんを飼っているお宅では、無垢フローリングが爪とぎに使われて傷だらけになってしまうことがあります。
逆にワンちゃんの場合は床が滑ると股関節によくないため、グリップしやすい無垢フローリングは床材として理想的です。
ライフスタイルに応じて、ご検討ください。
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