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施工事例家づくりコラム 2021.03.16
実は新築より難しい、リフォーム&リノベーション
こんにちは、坂根工務店の堂本です。
今、日本ではストック型の社会へ向けた取り組みが進められています。
それは住宅業界においても例外ではなく、「つくっては壊す」フロー型住宅から、「いいものを作って、きちんと手入れをして、長く大切に使う」ストック型住宅への転換が求められています。
そこで、これから先ますます増えていくと予想されるのが、住宅のリフォームやリノベーションです。
本日は、実際に坂根工務店で施工したリフォーム事例を1つお見せしたいと思います。
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舞鶴にUターンし、数年後。奥様のご両親と同居することになったものの、ひとつ問題が。
「冬がとにかく寒い!」
思い出の詰まった住まいではありましたが、現代の暮らしに適した環境を整えるため、大改修を決意されたお施主さま。
ただ内外装をきれいにするだけでなく、間仕切り壁を撤去し、2階の床を取り払って吹き抜けにするという大掛かりな工事に。
その甲斐あって、以前とは比べ物にならないような、広く明るく開放的な空間が完成しました。
この開放的な1階の空間が、家族みんなの生活の拠点です。
2階にあったふた部屋のうち、ひと部屋は吹き抜けに。
残ったひと部屋はサンルームとしました。畳敷きにしたため、ゲストルームとしても使用可能です。
玄関を入ってすぐ左手の部屋を、ご両親の部屋にリフォーム。トイレや洗面・浴室への動線にも配慮しています。
外壁には遮熱シートを、内部には断熱パネルを貼って、遮熱性・断熱性もUP。
二世帯リフォームなので、バリアフリーや親世帯・子世帯間のプライバシーなど、さまざまな配慮が必要でした。
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計画当時、大手リフォーム会社と並行して話を進めていらっしゃった、お施主さま。
見積金額は、相手の方が安かったそうです。
しかし、ご要望に対しなぜこのような提案をしたのか、その理由や考え方をしっかりとお伝えしたことで、最終的に「坂根工務店さんでお願いします」とお返事をいただきました。
リフォームが完成した一年後にお伺いした折には「大変暖かく、快適に過ごしています」というお言葉をいただきました。
この仕事をしていて、もっともうれしい瞬間です。
一般的に、リフォームの提案は新築よりも難しいといわれています。
理由として、既存の建物をベースにご要望を取り入れていかなければならないということ。
そして、壁や床・天井を取り除いてみなければ骨組みの状況がわからないという点が挙げられます。
だからこそ、リフォームやリノベーションには、長年の経験や勘といったものが新築以上に重要になるのです。
リフォーム・リノベーションをご検討中の方は、経験と実績の豊富な坂根工務店にご相談ください。
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