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こんにちは、坂根工務店の坂根広泰です。

電気工事だけを知り合いの業者さんにお願いしたいとか、そういった要望はときどきお聞きします。過去には内装屋さんというのもありました。
さすがに、知り合いの大工さんに……というのは、今のところ一度もありませんが。

どこの工務店にも協力会社というものがあり、坂根工務店でも専門工事は信頼のおける決まった業者さんにお願いしています。
そうはいっても、お客さまにもお付き合いがありますから、「知り合いの業者さんに」というご要望があれば、臨機応変に対応させていただいています。
坂根工務店の下請けに入っていただくのか、分離発注にするのかも、その都度ご相談いただくことになります。

何らかのリスクがあるとすれば、補償の問題が考えられます。
下請けとして工事に入っていただく分には問題ありませんが、分離発注になると、破損や故障といったトラブルが発生した際に、それが坂根工務店の責任の範囲なのか、専門業者さんの責任の範囲なのかという判断が難しくなるのです。

以前、施主支給についての記事を書かせていただきましたが、基本的には同じような考え方になります。
→施主支給をご検討中の方にお伝えしたいこと（https://sakane.co.jp/blog/p6841/）

もちろん、極力このようなトラブルが起きないよう、分離発注とはいえきちんと打ち合わせはさせていただくのですが、こういった可能性もあるということでご理解いただけますと幸いです。

専門業者の分離発注以外では、たとえば設計事務所の設計した建物を、坂根工務店が工事だけを請け負うということは可能です。ASJに限らず、そういった実績は多数ございます。
それとは逆に、設計を坂根工務店で、工事を別の会社でというご依頼は承っておりませんので、その点ご了承ください。