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aboutさかね 2022.07.28
坂根工務店の職人技をのぞいて!のぞいて!(3)
こんにちは、坂根工務店の堂本です。
本日は坂根工務店の職人技のご紹介です!
ここだけでしか見られない隠された技術をお楽しみください。
数寄屋風造りで魅せる!伝統の大工さんのスゴ技
床の間では欠かせない、天然木の隆々とした姿が美しい床柱。
数寄屋造りでよく見られる「絞り丸太」は、樹皮を剥いだ自然の凸凹(しぼ)が特徴です。
絞り丸太は「天絞(てんしぼ)」と呼ばれる天然しぼに加え、現代では人工しぼもあります。
この絞り丸太は、突然変異によってできた偶然の産物としてなかなか手に入れることのできない
希少価値の高いものでした。
(近年は林業技術の発展により、一般的にも仕入れることができるようになりました。)
床柱は美しさを求める意匠的な役割が大きく、他の柱よりも特段に素材や形にこだわります。
▲杉の絞り丸太の床柱
この凸凹とした表情が魅力的な絞り丸太ですが、他の構造部と組み合わせるためには
熟練の技術が必要です。
▲クローズアップすると、かなり歪な形
隙間なくピッタリ収まっていますね。
これ、どのように素材を組み合わせていると思いますか?
実はこのように床柱を掘り込んでいます。
釘などを使わず、組み合わせるためにはこういった技術が使われます。
▲床柱に合わせて加工する箇所はたくさん
美しく魅せるため、見付の寸法や間隔は全て比率が決まっています。
今となっては、高い技術力のある大工さんはとっても貴重です。
美しい床の間づくりも坂根工務店に安心してお任せくださいね。
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