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施工事例 2022.11.10
これぞ坂根工務店の手仕事!事例を探求〜風が吹き抜ける家〜
こんにちは、坂根工務店の林です。
皆さんにとって心地の良い家はどんなイメージでしょうか。
「陽当たりが良くて、さわやかな風が吹き抜ける」そんな家に暮らしてみたくはありませんか?
本日は自然の力を利用した家づくりから、「風が吹き抜ける家」をご紹介したいと思います。
さわやかな風と暮らす、自然の力を利用した家
周囲は山や田畑の緑に囲まれ、大開口窓から望む景色がご自慢のこちらのお住まい。
豊かな自然風景も素敵なのですが、この家には心地よい暮らしをするための様々な空気の流れ+開放感に着目した工夫が隠れています。
今回はその中から空気の流れ+開放感に着目してお届けします。
風を通しやすくする工夫
以前のブログにて舞鶴は南北に風が吹くとお話ししました。
→「自然の力を利用するための窓配置」
上手く空気が通りぬけるように南北に窓配置をすることが重要です。
この家も南北に風が抜けるよう窓が配置されています!
空気は斜め上方向に流れていきます。
大開口窓から吹き抜けを通り、2階の窓へ流れるように設計。
この自然の風の流れを上手く利用することで、春〜秋は空調を使用する頻度を抑えることができます。
また日本のジメジメとした季節にも、自然に通気が促されるので比較的快適に過ごせます!
吹き抜けがある家はエアコンの効きがいまいち?
今回は天井高を活かしてシーリングファンを設置。
上下の空気をかき混ぜるように循環させるので、窓を締め切っていても空気の流れをつくることができます。
空気の流れをつくらない箇所(別途エアコン設備がある部屋)には、
ガラス間仕切り(FIXガラス)を設けることで、開放感は損なわず部屋を分けています。
エアコン1台で2部屋を空調
▲ 2階の畳部屋
畳部屋の鴨居上部は空気が通り抜けるようになっています。
通常は襖を開けて広く使い、ゲストルームとして使う場合には2部屋に分けて使いますが、
開口部があることで、エアコン1台でも2部屋の空調をすることができます。
日本家屋では天井に近い開口部に欄間を入れて通気性を高めていました。
今回は屋根の形をそのままに活かした開口方法です!
風が通りぬけるカラッとした家は本当に過ごしやすいものです。
舞鶴の気候風土を活かした家づくりは坂根工務店にお任せくださいね。
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