お知らせ・ブログ・土地情報

こんにちは、坂根工務店の林です。

本日の事例探求では延床面積が89.44㎡【27坪】、コンパクトな土地に建てた
“自然素材の魅力に溢れる”お施主様のこだわり満載のお住まいを探求していきます。

コンパクトな空間を上手に使う！自然素材を楽しむ住まい

施工事例「27坪で家族がワクワク暮らす家」より

元気なお子さんたちの声がにぎやかな、子育て真っ盛りのご家族のお住まいです。
こちらの家は、建築家と坂根工務店のコラボレーションにて完成しました！

里山の麓で伸び伸びと暮らせること、子育て中につき予算が限られていること。
さらには狭小地に、こだわりの詰まった家づくりを！
様々な条件をクリアして、自然素材をふんだんに使った「心にも身体にも優しい家」に仕上げました。

Point1 パッシブデザインを取り入れる

「パッシブデザイン」とは、家の周囲の自然環境を上手く利用した家づくりを行うことです。
冷暖房設備だけに頼らず、家の造りや設計で快適な住まいを生み出します。

坂根工務店では自然環境を活かした家づくりを推奨しており、こちらのお住まいにおいても
「パッシブデザイン」を得意とする建築家の設計によって、様々な手法が施されています。

▲ 大開口窓には木製の雨戸を設置

昔から目にする「雨戸」もパッシブデザインの一つです。
台風などから家を守るという役割で知られていますが、さらに高い「断熱効果」を発揮してくれます！
窓ガラスは外気の影響を受けやすく、室温を逃してしまいます。
そこで季節や天気に合わせて雨戸を上手く活用することで、快適な室温を保つことができるように。

素朴な雰囲気の木製だから、デザイン面でもGOOD！

▲大開口窓から陽光が室内にふりそそぐ

「大開口窓」は、室内に明るさとポカポカした陽のあたたかさをもたらしてくれます。
このお住まいでは1階2階ともに、南に面した部分に大きな窓を配置しました。
家が建つ京丹後は毎冬積雪となりますから、太陽の暖かさを感じられることはポイントですね！

Point2 空間を上手に使う！素材の味わいも楽しめる大工さんの造作家具

大工さんがつくる造作家具は、オリジナル性が高く自然素材の“味わい”を楽しめます。
建築士がデザインして製作するので統一感が生まれ、使い勝手も抜群です。
今回はコスト面を抑えることや、限られた空間を上手に使うためにも一役買っています。

▲ キッチン・ダイニングはもちろん造作家具で！

キッチンと一体型に製作した「広いダイニングテーブル」。
食事をすることはもちろん、カウンター部分でお子さんが宿題をすることも。
木の風合いをそのままに活かした触り心地の良いテーブルです。

階段下に配置した「キッチンカップボード」も造作です。
家の造りにピッタリのサイズ感なので、空間を無駄なく使用できます！
ちなみに「換気扇カバー」も製作。
これなら空間の世界観を壊すことはありませんね^ ^

▲ 造作の「テレビボード」

壁付だから、空間を広く使うことができます。

ちなみに…
こちらのお住まいは、1階・2階ともに「杉の無垢床」です。
杉は香り高く、木の空間を存分に味わいたい方にはおすすめの樹種です！

▲開閉式のベンチ

コンパクトな空間にソファを置くとなると、手狭に感じてしまうかも。
そこで今回は開閉式のベンチが採用となりました。

来客時のソファとして、お子さんのための簡易ベッドとして。
あるとちょっと便利なアイテムです。

▲ 憧れの造作洗面台も♪

「27坪でも、理想の住まいは叶えられる！」
工夫次第で住まいづくりは無限大ですよ^ ^
それでは次回の事例探求もお楽しみに〜