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aboutさかね 2023.08.08
坂根工務店のパートナー|中田製材所さん (後編)
こんにちは、坂根工務店の林です。
前回に引き続き、中田製材所さんについてお届けします!
後編では、中田社長による木材の買い付けに対するこだわりと製材所の様子をご紹介いたします。
前編からご覧ください。
坂根工務店のパートナー|中田製材所さん(前編)
中田製材所見学ツアー
(林) 中田社長、製材所の中も見学していいですか?
(中田社長)もちろん良いですよ!ぜひ木材を加工しているところも見に行きましょう。
(林) いつもお世話になっていますが、中に入るのははじめてです。
すごく広いですね!この木はなんですか?
(中田社長)この規模でも、ほんの一部なんですよ…!
舞鶴市内に保管場所がいくつかありますよ。
この木は京都府内産のヒノキです。左が皮を剥いたもの、右が丸太のままですね。
(林)社長の買い付けのこだわりについてぜひ聞かせてください!
下地にするのか梁・柱にするのかによって適材適所(向き不向き)があるので、木に対する知識が頼りです。
こだわりとしては「杉は黒いものを外してもらえませんか?」とか「節が大きいと折れてしまう可能性があるので少ないものが良い」など、買い付けの時点で“大工さんがいかに加工しやすいか”ということを考えて選ぶことかな。
それから、日本って四季があるし地震が多いでしょう?だから木材も強度があるだけじゃダメなんですよ。
だから納品する会社さんによっては、製材所目線のアドバイスをすることも。
もちろん坂根工務店さんは大工さんの目利きが鋭いし、細かい仕事を手がけるので細かな配慮をするようにしています!
(林)いつもありがとうございます^ ^
では、弊社に納品いただくまでの過程を教えていただけますか?
住宅用の材料になるまでの工程で、丸太の皮剥き→粗挽きをした後に自然乾燥が必要です。
木材に負担がかからないようじっくり天日乾燥をさせて、製材するまで平均は半年以上かかるかな…。
乾燥が十分でなければ、反りや割れが発生してしまうので大事な工程です。
そこからさらに製材をして、モルダー(表面)加工をして納品しています。
▲ここでは自然乾燥前の粗挽きをしています
▲粗挽き後の杉板
▲天日乾燥中の木材
− 中田社長ありがとうございます!
最後にブログを読んでくださっている方に一言お願いします。
近年は全国的に製材所が閉鎖していますが、うちは坂根工務店さんなど馴染みの企業に頼りにしてもらっています。だから、死ぬまで頑張り続けますよ!
前編・後編にわたって、弊社のパートナー中田製材所さんをご紹介しました。
強い信頼関係で結ばれている企業さんのおかげで坂根工務店は家づくりを続けられています。
中田製材所さん、これからもよろしくお願いします^ ^
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