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施工事例 2023.10.17
これぞ坂根工務店の手仕事!事例を探求〜アート作品のような家〜(後編)
こんにちは、坂根工務店の塩見恭子です。
前回に引き続き、谷尻誠先生設計の住宅を解説していきます。
一言であらわすと「アートギャラリーのような居住空間」となっています。
前編はこちらからご覧ください。
空とつながるアートギャラリーのような家
間取りとしては、それぞれの部屋間に「内庭」を設けた造りです。
前編でご紹介した外観デザインを見ていただければ分かる通り、外部に向けて窓がないのがこの住まいの特徴です。
内庭を通して自然とつながり風を通すイメージで、坂根工務店のパッシブデザインを取り入れた設計とは異なる発想でこれまた斬新!
天井部は抜けていて、床には腐食しにくい檜(ひのき)のスノコを設置しました。
檜は日本の気候と相性がよく湿気や腐食に強いため、床材やウッドデッキなどにもよく用いています。
こちらはダイニングスペースです。
廊下に設けたキッチンとは壁を隔てて隣接しており、家事動線も確保されています。
最近はキッチンとダイニングはセットとして考える方が多いと思いますが、あえてスペースを分けることによって「ゆったりと食事を楽しむ」ということにつながると思います。
リビングスペースは、ダイニングと合わせて20畳程の広い空間です。
ガラス戸を通して部屋の向こうまで見通すことができるので空間のさらなる拡がりを感じられます。
床と天井はともに桐のフローリング材を全ての空間に巡らせて、奥行を強調させています。
仏壇がおける和室が欲しいとのご要望があり8畳ほどの畳スペースを設けました。
扉の中に仏壇をおさめています。
内庭を挟み、子ども部屋を設けています。
3連のドアがあるのは将来3部屋に分けたいという理由から。お子さんが小さいうちは広い大部屋として。大きくなったらお子さんそれぞれにお部屋を与えられるようにというご夫婦の想いでした。
施工事例にも掲載中の物件ですが、どんな間取りだろう?と気になっていた方も多いのではないでしょうか?
坂根工務店ではASJの人気建築家さんとのコラボレーションを行っています。
毎年舞鶴赤レンガパークで開催している建築家展にもご注目いただいており、今年も設計に取り掛かろうとしているお施主様がいらっしゃいます^ ^
気になる方は坂根工務店まで、ぜひご相談ください。
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