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aboutさかね 2023.11.21
坂根工務店の創業秘話と180年以上磨き続けてきた技術
こんにちは、坂根工務店の坂根広泰です。
今では全国の工務店でもかなりの古参となった坂根工務店ですが、まだ進化の過程。
肩肘張らず楽しく!私たちの会社について知っていただきたいと考えています。
坂根工務店の歴史、創業は天保10年
天保10年って一体いつなのか…?となりますが、西暦になおすと1839年。
江戸時代後期で将軍は第12代徳川家慶、世界史だとアヘン戦争の頃です。
もっと分かりやすく言うと坂本龍馬が4歳の頃だそうです。古い!!
それ以前より、坂根家はここ舞鶴の地で大工を生業としていました。
今の坂根工務店は、初代の坂根利助が本家の坂根善兵衛より分家して舞鶴市字引土新にて創業してから現在に至ります。
本家の善兵衛は、田辺藩で有力な宮大工として名が知られており、その下で修行した利助が独立しました。
そこから2代目利七、3代目利三郎、4代目文吉、5代目利一郎と継承されて現在の社長・功一で6代目です。
坂根工務店の家づくりに欠かせない4つの柱
一、技能を継承する大工集団
坂根工務店の家を手がけるのは、伝統技術を引き継いだ腕利きの自社専属大工。
お施主様のご要望を高いレベルで実現するためには、経験と専門技術が必須です。
以前は丁稚(でっち)制度というものがあり、高い技術を誇る親方の元へ修行に行き技術を身につけていました。
坂根工務店でも弟子を受け入れ、会長の家で住み込みをしていましたね。
現在では坂根工務店自ら若手大工の育成に力を入れており、私たち自慢の熟練大工さんの元で修行をする形になりました。これは古参工務店の使命です。
坂根工務店の大工さんについて知りたい
→坂根工務店の家ツクリビト #3 大工 |スタッフ紹介
二、木材は自社で加工する
私たちは自社の「加工場」で木材を加工しています。材木屋から仕入れた木の特性を読みながら大工さんの手で、家のピースとしてピッタリ収まるように手を加える必要があるからです。この技術を「手刻み」と呼びます。実はこの手刻みができる大工さんは激減しています。
坂根工務店の加工場について知りたい
→今では貴重!?加工ばがある工務店です|坂根工務店会社ツアー
三、京都の家には府内産木材を
私たちが京都府内産木材にこだわる理由はいくつかあります。
・京都の気候風土に合うから
京都で育った木材は、家づくりにおいても夏の湿気や冬の乾燥、雪の重みに耐え得る強度を持ちます。北山杉を筆頭に良質な木材が、ここ京都でもすくすくと育っています。地元で育った木材たちが、自分の家を守ってくれると思うととても愛おしく感じませんか?
・流通の負担が少なく、コストダウンに
木材の価格高騰は皆さんも心配されていることだと思いますが、近郊で取れる良質な木材を使用すればコストダウンすることも可能になります。
また、流通に際する木材への負担や輸送にかかるCO2排出量も遥かに少なく、環境保全や人体への安全性にもつながります。
さらに往年の坂根工務店のパートナーである中田製材所さんとタッグを組み、舞鶴産の木材を使用した家づくりと流通への取り組みを開始する予定です。お楽しみに♪
中田製材所さんと坂根工務店の関係について知りたい
→坂根工務店のパートナー|中田製材所さん(前編)
四、社寺仏閣建築
社寺建築は木造建築の最高峰で、施工できる大工さんは限られています。
坂根工務店はその一端を担い、現在でも近郊地域を中心に手がけています。
社寺は定期的なメンテナンスや修繕も必要です。社寺を守るパートナーにお困りの方は坂根工務店にいつでもお声がけください。
この4つの柱を軸に坂根工務店の大切な伝統を守っています。今後も弊社のコンセプトに関わるお話をしてまいります!
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