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施工事例 2023.12.14
これぞ坂根工務店の手仕事!事例を探求〜生まれ育った家を新たなカタチで〜(前編)
こんにちは、坂根工務店の塩見恭子です。
今回ご紹介するのは、お施主様が生まれ育った家を改築した事例。前編ではお施主様との出会いからご要望、そして外観編をお届けします。
施工事例「宝箱の家」より
お施主様との出会い
▲敷地の形が随分と変わりました(実際とは異なる箇所があります)
道路拡幅工事で土地が縮小することが決まり、ご自宅の建て替えを考えざるを得ない状況となったお施主様。様々な住宅会社を巡られ、その中で坂根工務店の完成見学会にもご来場いただいたことが当社とのご縁の始まりでした。
元のご自宅には母屋と離れがあり、どちらか一方に住みながらの建て替えをご希望されておりました。プレゼンを通してお話しを重ねる中で、一期・二期と工事を分けながらすすめることができること(通常の住宅メーカーでは難しいとされるが多い)や、古民家改修のノウハウを活かした材料の再利用ができることを気に入っていただき弊社が工事を承ることに決定しました。
お施主様のご要望
プラン中には生まれ育った家での出来事や、勤め上げたお仕事を通して出会った人や物、これからも使っていきたい家具など、時間をかけて様々なお話を伺いました。数々の思い出そのものがお施主様の宝物であり、出来るだけ残したいという想いを知ることができました。住まいのイメージとしては和風数寄屋建築へのこだわりをお持ちで日本家屋らしさを感じるデザインにしたいとのことでした。
外観部
道路拡張の為に敷地が南北に細長い形状になることに従って、建物も南北に長い形になりました。単調な外観にならないように屋根の仕上げや高さに細かい変化を持たせ、バランスの良いものにしました。
数奇屋建築らしく玄関廻りの高さは低く抑え、軒裏は化粧軒裏にして格調の高い玄関に仕上げました。
数寄屋造に基づいた和の美を追求した外観と外構。
外構に使っている石垣は移設して再利用、植栽も移植したものがたくさんあります。
植木の植え替えには適した時季がありますので、細かな計画も行いました。
▲和室のある離れ
後編では室内の様子を解説いたします。お楽しみに♪
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