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家づくりコラム 2024.02.06
“融通の効く”家の建て方|失敗しない家づくり
こんにちは、坂根工務店の坂根広泰です。
私たちは創業180年前より世代を超えて、時代を越えて長く住める家づくりを継承してきました。
時代を経て人々の生活スタイルやライフサイクルは変容しており、坂根工務店も一緒に進化。
融通の効く賢い住まいの建て方をご提案しています。
今回は皆さんに取り入れていただきやすい方法をいくつかピックアップしてご紹介いたします。
ライフスタイルに合わせて変化する家
Point1用途を限定しない部屋づくり
まず皆さんにご提案したいのが、部屋に“用途”を限定しすぎないこと。
分かりやすい例でいうと子ども部屋。お子さんが家に住む期間は限られているため、いつか子ども部屋としての用途は無くなってしまいます。その時の好みに合わせて派手な内装に装飾をしたり、小さな部屋を点在させてしまうと将来は使いづらい部屋になってしまうかもしれません。
私たちがおすすめしているのは「6~8畳程度と10畳程度の部屋を1室ずつ設ける」こと。
夫婦+性別の違う兄弟であれば6~8畳間を両親の寝室として使い、10畳を間仕切って兄弟で使う。
夫婦+同性の兄弟であれば、10畳を間仕切らずに広い部屋として使う。
夫婦+一人っ子であれば、6~8畳間を子ども部屋、10畳を寝室にして使うなど。
お子さんが幼いうちは10畳間を家族の寝室にして使うこともできますし、とにかく「部屋の名前にこだわらないこと」が融通の効く賢い家づくりの第一歩です。
Point2リビングを充実させた住まい
最近は「家族団らんの時間を大切にしたい」という想いから、広いLDKを設けたり、リビングでの過ごし方を充実させる方が増えています。
くつろぐための機能をプラスすることも大切ですが、スタディコーナー/ワークスペースや畳の小上がりを設けるなど家族が同一空間にいながらも、それぞれが別の行動ができるような多機能な空間をつくっています。
将来年齢を重ねた際にも、リビングで完結できる暮らしに切り替えることもできるのでおすすめです。
空間を大きく使い、細かく間仕切らない住まいにすることはここでの重要なポイントです。
Point3 デッドスペースをつくらない
Point1の話と共通しますが、「特定の用途以外に使えない場所」は変化する家づくりにはもったいないです。
特に長く狭い廊下などは、通路以外に使えないことがほとんどです。
同じ廊下でも、陽のよく当たる位置に間口(幅)を大きく設けてサンルームや縁側代わりに使える場所に。
また使いにくい収納もデッドスペースになりがちで、ついつい物を詰め込んで取り出すのが大変であることも。将来性を考えて、すぐに手が届く場所に必要なだけ設けることが大切です。
十人十家の家づくり。今回ご紹介した内容以外にも、皆さまの暮らしに合わせてカスタマイズできるアイデアを坂根工務店は持っています。本当に納得のいく家を建てたい方はぜひご相談ください。
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