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家づくりコラム 2024.05.14
【窓を知る】なぜFIX窓にするの?結露はするの?|メリットとデメリット
こんにちは、坂根工務店の林です。
家づくりをもっと楽しむなら、窓にこだわることがポイント。立地を考える上でも「ここから海が見たい!」など窓(開口部)を知ることでイメージは広がります。
大手ハウスメーカーさんでは窓の種類は限定されることが多いですが、坂根工務店は完全自由設計なので、様々なご要望にお応えできると思います。
ご紹介するのはおしゃれな家といえばよく見かける、はめごろし窓。通称・FIX窓と呼ばれることも多い窓の種類です。ご存知の方も多いかもしれませんが、今回は改めてFIX窓を設置する目的とメリットデメリットをご紹介いたします。
FIX窓(はめごろし窓)とは?
FIXとは固定するという意味で、すなわちFIX窓とは開閉することのない「固定された窓」という意味になります。
メリット1 ガラス面積が広くフレームレスにできる!
なぜFIX窓が意匠性に優れているのか?それは窓枠を最小限に抑えることができるからです。窓枠を設けるとやや野暮ったい印象になりますが、フレームがないことでよりシャープな印象に仕上げることができます。
FIX窓は開閉ができないため、採光や景色を楽しむための窓です。
窓枠がないため遮るものがなく、十分な明るさと外の景色とつながるような感覚を味わえます。
メリット2 バリエーションや設置可能場所が多い
現在の暮らしをイメージしてください。
「ここに窓があったらもっと明るいのに」と感じることはありませんか?
FIX窓なら欲しい場所に必要な大きさの窓を設けることができます。まさにかゆいところに手が届く窓。
この事例ではエントランスホールの下部から採光と坪庭を見て楽しむために地窓としてFIX窓を設置。
プライバシーと空間の雰囲気を損なわずに明かりを採ることができています。
他にはこの事例のように丸窓を設置してデザインとして楽しむこともできます。
夕方はお月さまが浮かぶようです!
デメリット1 開閉できないこと
開閉できないことがメリットでありデメリットであるFIX窓。通気面をカバーするために、引違い窓と組み合わせて設置することが求められます。
デメリット2 掃除がしにくい
設置する場所によっては掃除がしにくい窓でもあります。定期的に掃除が必要なものでもありませんが、汚れが目立ってきたら、ハシゴを使って掃除をするか、専門業者さんにお願いしましょう!
家の形状によっては下屋に登って掃除することが可能な場合も。
設計でデメリットをメリットに変えることができますので、ご相談ください!
結露はしやすい…?
断熱性能のない窓はFIX窓であっても引き違い窓でも結露します。
複層ガラスにするなど、どんな窓においても考慮する必要はありますね。
FIX窓は私たちが手がける家づくりでもデザイン・機能性において必要なものです。
こんな窓を設置する方法もあるんだなとぜひ覚えておいてくださいね。
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