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現場リポート 2024.07.09
リノベーション現場に密着!舞鶴市H様邸 vol.1
こんにちは、坂根工務店の滝波です。
この春から新たに戸建てのリノベーション工事が始まりました。
私、滝波が設計を務めている現場を工事中から完成までご紹介したいと思います。
最近ご注目されているリノベーションが、どのような過程で完成していくのかご覧ください♪
今回は木工事編です。
木工事(もくこうじ)とは、木材でつくる構造部の工事のことで大工さんによる作業です。
リノベーションということで元の構造は活かしつつ、間取りの変更や補強が必要な箇所に合わせて新たに構造部を仕上げていきます。新築でも同様に、住まいの「骨組み」になりますので重要な作業です。
今回も、坂根工務店が誇る大工さんたちによって質とスピード感のある工事が行われています。
今回の設計で私が注力したのが「開放感」と「明るさ」です!
昔ながらの間取りであったため、細かく壁で仕切られて狭く暗さを感じる空間でした。
設計にあたっては、必要のない壁を取り除きつつ、最大限に居住空間を広げることをポイントにしています。
実は、リノベーションにおいては「取り除ける壁」と「壊してはいけない壁」があります。
古い家屋では元図面が存在しないこともあるので、判断できる技術が必要です。
床材で隠れる前にぜひ皆さんにご注目いただきたいもの!
それがこの「床断熱」です。
古い住宅の改修では、断熱機能をUPさせることが重要です。
床だけではなく、壁・屋根・窓に断熱材を入れて外気の影響を抑えます。
冬の寒さを足元から。床断熱冷えを軽減、快適に過ごせるようになりますよ!
こちらはお母様の個室です。
玄関に近く日当たりの良いお部屋になっています。
住宅街ですが、隣家との間にスペースがあるため足場のメッシュシートを外せば明るい光が入ります。
(工事中は、大工さんたちの良い休憩スポットになっていますね。)
お家のポテンシャルを活かすのもリノベーションの醍醐味です^ ^
元のキッチン・リビングは、広々としたLDKに変更。
天井を解体して高さを出し、壁を除いて開放感を出しました。
また、快適に過ごせるように断熱面も補強しています。
それでは、次回の更新もお楽しみに。
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