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家づくりコラム 2024.09.10
【事例で答える!】リノベーションQ&A|断熱編
こんにちは、坂根工務店の堂本です。
前回に引き続き、リノベーションにまつわるQ&Aをお届けします。
→【事例で答える!】リノベーションQ&A|水廻り編
今回は皆さんが気になる断熱編。古民家リノベを手がける私がお答えしていきます!
リノベーションと断熱
Q1.リノベーションでも暖かい家はつくれますか?
▲吹き抜けにした天井には断熱を
はい!もちろんつくれます。
昔の住宅は断熱対策が不十分なことも多く、寒さを解消するためにリノベーションを決意される方も多いですよ。ヒートショックなども懸念されていますから、断熱対策は家づくりにおいて重要なポイントです。
さらには、暑さから守ることも断熱対策の効果です。夏から秋にかけては、天井裏は蒸し風呂状態になってしまいます。この熱を伝わりにくくすることも、もちろんできますよ。
Q2.リノベーションの断熱で気をつけている点は?
リノベーションにおいては新築と断熱の方法が異なる場合もあります。
フルリノベーションの場合は、お家全体を断熱材で包み込むようなイメージで改修するので新築とほとんど同じような断熱ができます。
部分改修の場合は少し違って、断熱エリアをしっかり区別して断熱対策を行う必要があります。断熱は隙間があっては意味がありませんので、断熱されてない空間との境をハッキリと分けるイメージになります。(=空間ごとに室温差が生まれます。)
もう一点、リノベーションの場合は新築と違って、断熱した場所に通気層を確保することが困難な場合があります。むやみやたらに断熱すると結露する場合があり、カビや劣化の原因になってしまいます。そこで通気層を確保できない代わりに機械換気を用いる方法があります。
Q3.実際どういった箇所に断熱が必要になりますか?
▲窓は複層ガラスや二重サッシに
前述の通り、フルリノベーションであれば新築同様に断熱対策が可能になります。
部分的なことであれば、1番外気の影響を受けやすい「窓の断熱性能を上げる」ことや寒さ・暑さ対策として浴室・トイレ・洗面室の断熱をすれば冬場の温度差によるヒートショックを防ぐことができます。
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