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こんにちは、坂根工務店の堂本です。
今回は改めまして、リノベーション初心者さんに向けてリノベではどんなことができるのか、リフォームとは何が違うのか解説していきます。

ちなみに若い世代向けと思われているリノベーションですが、実は50代以上の方にたくさんご依頼いただいています。
「そろそろ家が使いづらくなってきたな」と思ってきたらリノベーションを検討されてみるのも良いかもしれません！

快適な住まい環境を整える意味でも人気のリノベーションですから、ぜひ今回のブログで知っていただけると幸いです。

リノベーションとは？リフォームとどう違う？

どちらも「住まいの改修」と表現できる、リノベーションとリフォーム。
リフォームとは、部分的な改修を行い新築時のレベルに性能を戻す施工のことを示します。たとえば、お風呂やキッチンは長い年月使えば老朽化して使えなくなることがあります。そこで、壊れた部分を新しい設備に取り替えることで、新築時と同じような機能を取り戻すことができます。

それに対してリノベーションは元の住まいの持つ”良さ”、つまりはポテンシャルを活かすことで新築時以上の価値を生み出す施工のことです。坂根工務店の設計では、古いけれど立派な木材を使った強固な梁や柱をあえて見せることでデザインに活かすことがあります。木材の風合いが味わい深くなり、経年でしか出せない雰囲気を取り入れることができます。リフォームの要素も含まれているので、使いにくい箇所は新しく作り替えることもあります。

中古物件・持ち家・実家・古民家リノベーションと様々パターンがありますが、坂根工務店ではどの場合でも建物診断を行い、古い家でも安全に暮らせるかを確認しながら設計、工事を行っています。
欧米では”古いものこそ価値がある”と言われており、古くなればなるほど価格(価値)も上がっていきます。そのため、古さを存分に活かしたリノベーションはよく使われる手法です。

リノベーションでは具体的に何をする？

Point1 断熱性能をアップ

まずは、住まいをより快適にするために「断熱機能」をアップグレードします。
実は古い住宅は断熱機能が不十分であることがほとんどで、冬場は寒く夏場は暑い家が多いのです。断熱材を見直したり、最も外気の影響を受けやすい開口部(窓・扉)を換えて断熱機能を高めることができます。

住まいの快適さが思いの外変わりますよ。

Point2 動線を見直す

無駄な動線を省いて、生活や家事が楽になる動線に間取りを変更します。
例えば、子育て時代は1・2階での生活を行っていたが、子どもが巣立ち1階での生活がメインになったという場合。
それなら、1階を平屋のように使えるように間取り変更をするのはいかがでしょうか？
これから年齢を重ねても過ごしやすい環境を整えることができます。

Point3 デザインを自分好みに

リノベーションの楽しみといえば、おしゃれな空間デザイン。元々基本となる住まいがあるから、その分内装にこだわることができます。

たとえば、和モダンな雰囲気に仕上げたいなら和紙の壁紙を使った高級感の漂う空間づくりもできます。
北欧スタイルの住まいにしたいなら、家具に合わせたデザインを叶えることもできます。

リノベーションをすることによって、毎日の暮らしの質が高まります。
費用対効果が高い住まいづくりの方法です。