お知らせ・ブログ・
土地・賃貸マンション情報
家づくりコラム 2025.09.18
実は数字では測れない!“なんか良い”を生み出す家づくりの秘密
こんにちは、坂根工務店の堂本です。
建築業界では、毎年様々な性能の進化があります。
断熱性能、耐震等級など数値で表されるものはたくさんありますが、それらの違いについては、ある一定を超えたところで実感できないことがほとんどです。
その一方で、数字では表せない「なんか良い!」と感じる感覚的心地良さというものもあります。簡単に比較できない「心地良さ」ですが、これがあるのと無いのでは住まいの仕上がりに大きな差が生まれます。人の手でつくられたことを実感できる家づくりを紹介したいと思います。
多くの人が関わり、感覚の積み重ねでつくる家
私たちはほとんどの家づくりの過程を社内で行います。
今時めずらしい光景となりましたが、坂根工務店の「なんか良い」家づくりを叶えるためには欠かせないポイントの一つです。
一人一人が坂根工務店らしさとクオリティを保つフィルターのような役割を担い、それぞれの感覚を積み重ねることによって、数値では表せないナニカを作り上げることができているのだと思います。(人材の育成にも力をいれています。)
まずは、最も重要なお客様ご自身の感覚を土台として重ねます。
夢シートに記入しながら、叶えたいことや理想を建築士と担当に伝えます。
本当の心地良さの基本は「夢」を叶えることから始まります。
次に設計の段階として、土地の特性を建築士自身が掴みます。
家の周りには、山や海・隣家などがありますので、光の入り方や風の抜け道を考えます。
それからお客様からのご要望を伺い、間取りと動線を組み合わせます。
ここで大事にしているのは、そこでお客様がどんな生活を送るのか想像すること。
理想を叶えつつも、実際暮らしてみるとどうなのかということを考えています。
続いて現場担当と現場監督と大工の感覚を重ねます。
図面を忠実に再現することも重要ですが、現場での感覚が大きく活躍するのが坂根工務店らしさ。人の手で触り、肌で感じる雰囲気をもとに設計側へフィードバックを行っています。
ありがたいことに、多くのお客様が現場に足を運んでくださるので、現場での感覚を改めて擦り合わせることもまた良い家づくりに繋がっています。
こうして幾重にも感覚を重ねて家を完成させることで、バランスの取れた「なんか良い」家が完成しています。数値で表現されることのない、この感覚はぜひ完成見学会でご確認いただければ幸いです。
CATEGORIES
カテゴリーから絞り込む