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こんにちは、坂根工務店の堂本です。

「古い住宅を改修しておしゃれに暮らす」というイメージのリノベーション。もしかすると若い世代に注目されている住まいの在り方と感じているかもしれません。たしかに古い住宅を活かせるなら嬉しいけど、改修する目的が少し違うなと思っている方もいるかもしれません。

実は、年代によって住まいに対して求めることって違います。今回は50代以上の世代の方に人気のリノベーションについて解説します。

50代、60代以上の方に選ばれる改修ポイント

50代は子育てが落ち着いてきた年代ですね。
ずっと子どもや仕事中心で生活をしてきて、自分たちがしたいことを後回しにしてこられた方が多いのではないかなと思います。
この年代では、実は”したい暮らし“を取り戻したい方が多いのではないかと思います。
だからこそ、リノベーションの中では皆さんの好きなことをポイントとして取り入れてみてはいかがでしょうか。

たとえば、住まいの部分的なことでいうと、お風呂を変えるとか。ペットを飼うこともあるかもしれません。それから夫婦二人の時間を中心に考えて、LDKを充実させるのも良いかもしれません。

個人的には、ゆっくり睡眠ができるような寝室にするのも良いかなと思います。

▲古民家を改修。落ち着いた雰囲気で明るい寝室

それから視点は変わりますが、住まいの快適さをより充実させることも大事です。
ひと昔前の住まいよりも、現代の住宅性能は格段に向上しています。既存の住宅でも断熱性能を上げることは可能なので、室温を一定に保つ断熱施工は必須かと思います。快適性はもちろんのこと、ヒートショックを未然に防ぐことにもつながります。

それから生活動線も将来に向けて改善しておくのも良いですね。間取りを変更して、家事動線を見直したり、トイレは寝室近くに設置しておくなど。

これからの暮らしが充実するように、これまで少し不便だと思っていたことや、子どもに合わせた仕様を皆さまらしく改善することが、50.60代からはじめるリノベーションでは選ばれています。