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家づくりコラム 2021.05.18
気になるウッドデッキのメンテナンス方法は?
こんにちは! 坂根工務店の坂根広泰です。
掃き出し窓の外にウッドデッキのある家、いいですよね。
ちょっと腰かけて庭を眺めたり、近所の人とおしゃべりしたり。ゴロゴロ寝そべったり、子どもが走り回れるような広いデッキも楽しそうです。
ウッドデッキといえば、気になるのがメンテナンス。
本物の木は手入れが大変だし、メンテナンスを怠ると腐ってしまうから…と、近年は樹脂製のデッキを希望される方も増えています。
ただし、木のデッキと樹脂デッキでは、見た目の雰囲気も質感・温もりまったく違います。
樹脂デッキは夏になると表面温度が高温化するため、裸足で歩くと熱いです。。
そのため、デッキのある暮らしを素足で楽しみたい、木の質感を味わいたいという方には、本物のウッドデッキをおすすめしています。
メンテナンスとしては1~2年に一度、保護塗料を塗布する程度。
濡れ縁くらいのデッキであれば、軒を出して雨に濡れにくくすることで、老朽化を少し遅らせることも可能です。
そのほか、長持ちさせるための工夫として、京都府内産のヒノキを使用しています。ヒノキは油分が多く水を弾くため、ほかの木材に比べると屋外使用でも長持ちしやすいのです。
輸入木材(ハードウッド)を使用していたこともありました。
しかし、輸入木材は耐久性が高い代わりに赤茶色の灰汁(アク)が出て、デッキの下を汚してしまうため、今は使用していません。
このように、できる限りの対策と定期的なメンテナンスを行ったとしても、自然の木である限りウッドデッキの腐食を止めることはできません。
ウッドデッキは永久に維持していけるものではなく、あくまでも消耗品。
当社のお客さまにはそう説明し、ご理解いただいた上で、ウッドデッキを設置いただくようにしています。
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