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家づくりコラム 2021.06.22

家づくりにおける防犯対策とは

こんにちは、坂根工務店の坂根広泰です。

近年、IoT技術の活用によりホームセキュリティも目覚ましく進化していますが、まだまだ普及が進んでいるとは言えないのが現状です。
それでも、空き巣や忍び込みといった侵入被害は気になるところ。家を建てるにあたり、設計段階でできる防犯対策はあるのでしょうか?

まず、「侵入しにくい家」とはどういう家なのでしょうか?
おもな侵入経路は、玄関と窓。大きな窓がたくさんあると侵入経路が増えてしまうため、LDK以外は高窓やスリット窓を活用するなどして、侵入経路をできるだけ減らします。
敷地を塀で囲むという方法もありますが、塀で囲まれた家は侵入はしにくいものの、いったん中へ入ってしまうと外からは死角になってしまいます。
そのため、塀のある閉鎖的な家はかえって空き巣に狙われやすいともいわれています。

もうひとつ、防犯対策として効果的なのは、「外から家の中の様子がわからないようにする」ということ。
空き巣は犯行前に、対象となる家を何度も下見します。
侵入経路、逃げやすさ、外からの見通し、ドアや窓の種類、ペットを飼っているかどうか、など。
つまり、外から家の様子がわからなければ、侵入の被害には遭いにくいということ。
そういう意味では、外へ閉じて中へ開くロの字型のコートハウスなども、防犯対策には効果的といえるでしょう。

このほか、簡単にできる対策として、

・アプローチや庭にセンサーライトを設ける
・家のまわりに砂利を敷く
・モニター付きインターホンを設置
・シャッターや雨戸を設置する

などがありますよ。
これから家を建てる方、今のお住まいに不安を感じている方は、防犯対策の参考にしてくださいね。

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