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家づくりコラム 2021.07.13
和室のススメ~その1~
こんにちは、坂根工務店の堂本です。
和室とは、ただ畳を敷いただけの部屋をいうのではありません。
日本の伝統的なしつらえによって構成された部屋を、和室と呼びます。
伝統的な和室といえば、やはり真壁の和室。柱や鴨居などを見せて仕上げることを、真壁造りといいます。
それに対し、洋室と同じように柱や鴨居を仕上げで隠してしまうのが、大壁造り。
最近では、この大壁造りの和室もかなり増えてきましたね。
当社で和室を計画する場合、まずはお客さまに「真壁か大壁かどちらにしますか」と意向をお聞きしたうえで、用途や使い勝手を考えながら、真壁か大壁かを選択していきます。
当社からご提案するとすれば、やはり真壁の和室ですね。
見た目の美しさも木の香りも、大壁と真壁ではまったく違います。
繊細な技術を要する真壁造りの造作は、坂根工務店で腕を磨いた専属大工が技を表現できる部分であり、日本の伝統として残していくべきものであると考えているからです。
基本的には、きちんとした和室として使用する場合は真壁、リビングの続き間として使う場合は大壁と、用途に応じて使い分けるとよいでしょう。
また、和室のタイプは「書院造り」と「数寄屋造り」で分類することもできます。
坂根工務店では、書院造りよりも洗練された印象の数寄屋の和室をご提案いたします。
この「書院造り」と「数寄屋造り」の和室の違いについては、後日また改めてご説明させていただきます。
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