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家づくりコラム 2021.11.09

Q&A「除菌してはいけない場所ってありますか?」

こんにちは、坂根工務店の林です。

長期にわたるコロナ禍において、すっかり除菌生活が定着しているというご家庭も多いのではないでしょうか。
しかし、最近気になるのが「アルコール除菌で塗装が剥げた」という声。

塗装面に限らず、アルコール消毒液や次亜塩素酸ナトリウム液(家庭用漂白剤など)に対する耐性は素材によって異なります。
大切なお住まいの劣化を早めることのないよう、除菌は慎重に行いましょう。

気になる家具の除菌ですが、メラミンやポリなどの化粧板で作られたものはアルコールや漂白剤で消毒しても問題ありません。
フローリング材も同様ですが、ワックスを塗った床は消毒液を使用すると変色してしまうので注意が必要です。

木製家具や建具、床材などの塗装面は、ラッカーやオイルフィニッシュ、水性塗料面はアルコール、漂白剤を問わず除菌は避けた方がよいでしょう。
ウレタン塗装面に関しては基本的には問題ないとされていますが、濃度を濃くしすぎたり、一日に何度も使用したりすることで、表面が劣化してしまうことはあるでしょう。

アルミやスチール、ステンレスなど金属面への使用も基本的には推奨されていません。
ステンレス部分はアルコール消毒であれば大丈夫。
樹脂も濃度を守って使用する分には問題ありませんが、アクリル板はアルコールを使用すると劣化するので避けてください。

いぐさの畳はアルコールなどを使って消毒することもありますが、日常的な使用は避けましょう。消毒したあとは、扇風機などを使って表面をしっかり乾かします。
また、畳のへりは退色することがあるため、消毒液がつかないよう注意してください。

ウイルスを持ち込まないための除菌はもちろん必要ですが、大切なお住まいを守るため、濃度をしっかり守ることと、除菌しすぎないことも大切です。

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