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家づくりコラム 2022.04.21
「浴室に窓は必要か否か」問題について思うこと
こんにちは、坂根工務店の塩見恭子です。
近年、若い人たちを中心に「浴室には窓がない方がいい」という意見が広がっているようです。
確かに、窓の掃除はちょっと面倒ですし、換気設備の性能が向上している今、窓がなくても大きな問題はないのかもしれません。
しかし、換気の効率を考えると、やはり窓は欲しいですよね。
とくに、湿度が高い舞鶴市のこと。都会に比べると同居家族も多く、浴室を使用する時間も長いです。
換気扇だけでは、空気の入れ替えが追い付かないこともあるのでは?
入浴後サッと窓を開けて蒸気を逃がすだけでも、その後の換気効率はかなりよくなるはずです。
なんといっても、窓のある空間と窓のない密室では、気持ちよさが違います。浴室といえども、多少の採光や開放感はほしいですよね。
そして、意外と多いのが「窓を開けて、湯船に浸かりたい」という声。
暑がりな男性に多いのですが、冷たい風に当たりながら熱いお湯に浸かるのが気持ちいいそうです。のぼせ防止にもいいですね。
さらに、浴室の外にあえて坪庭をつくり、景色を眺めながら湯船に浸かるというのも、また一興。
坂根工務店では、浴室もただの浴室ではなく、癒しの時間、くつろぎの時間を過ごす場所と考えています。
入浴の時間であっても、外とのつながりを感じられる。そんな気持ちのよい空間づくりができたらいいですね。
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