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家づくりコラム 2022.05.19
「自然の力を利用するための窓配置」
こんにちは、坂根工務店の塩見恭子です。
今日はパッシブデザインと呼ばれる「自然の力を利用した工法」についてのお話。
坂根工務店ではその工法の一つとして、
その土地土地を読み解きながら「地形を活かした窓配置」をしています。
家を長持ちさせるとともに、季節を問わず快適に過ごすためには“通気性”がキーポイントとなります。
それでは実際に私たちが住む舞鶴市にフォーカスして考えてみましょう。
図のように、舞鶴という土地は南北へと風が抜けていきます。
ということは、窓配置についてはただ単にデザイン性や採光を重視するのではなく、
この舞鶴特有の風向きに基づいて、考えていく必要があるということです。
続いて、この特性を活かした家の窓配置を考えてみましょう!
皆さんは、実際どのような窓配置したら良いと思いますか。
実は空気や風というのは、家の中を南北に吹き抜けるのではなく“斜め上方向”に流れていきます。
▲吹き抜けを生かした風の通り道
窓から入った風は、斜め上方向にある2階の子ども部屋へと吹き抜けていきます。
▲窓側から
南から北へと風が抜けるように窓配置されています。
この家の場合、例えばこれからの梅雨時期は2階の窓を開けて空気の流れを作ることで
湿気を留めないようにします。
いかがでしょうか。自然の力を利用した家づくりとはなかなか面白いものですね^^
坂根工務店の家には、舞鶴という土地の特性と自然の力を使う工夫がたくさんあります。
今後も少しずつご紹介していきます。お楽しみに。