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家づくりコラム 2022.06.16
家づくりのプロが教える、梅雨時期の湿気対策
こんにちは、坂根工務店の堂本です。
梅雨真っ盛り。毎年のことながら、夏場にかけてジメジメが続くのは嫌ですね。
本日は私たち建築士も実践している「少しでもジメジメを解消し、家を快適にする工夫」をお伝えします。
今回ご紹介するのは、私たちの家づくりに基づいた方法となります。
すでに坂根工務店の家にお住まいの方や新しくお住まいになる方はぜひお試しください!
■家の性能を最大活用+ひと工夫して梅雨時期を乗り切ろう!
まずは基本から説明します。
木造住宅は日本の気候に適していて、季節や気温の変化にとても強いです。
夏は涼しく、冬は暖かい。ただ一点…木材は湿気に弱いです!
いくら通気性に優れた木造でも湿気を溜め込んでしまうと、カビが繁殖しやすくなってしまいます。
皆さんのお身体にも絶対に良くはないですし、家を長持ちさせるためにも
ぜひ湿気を取り除いて、家を守ってあげてほしいと考えています。
【対策】 窓を開けてこまめに換気を
「窓を開けたら、余計に湿気が入ってきそうで…」
と思われている方も意外と多いのですが、実はそんなことありません!
反対に湿気を溜め込んでしまいます。
家の中の淀んだ空気や湿気は外に出して、新鮮な空気に入れ換えてあげることが大切です。
坂根工務店の家は風通しを重視して設計してあります。
基本的に居室には2カ所以上の窓を設けています。
換気の時には、必ず2カ所以上の窓・ドアを開けて「風の通り道」をつくる工夫をしてみてください。
また、間取りも風が通り抜けしやすいように工夫しています。
舞鶴付近の地域では、風は南北によく抜けます。
北側と南側の窓を開けて換気するとさらに効果的です。
24時間換気システムと併用しながら、こまめな換気をしましょう。
【プラスで活用】雨天が続く時には除湿機なども
「梅雨は毎日雨が続いて、なかなか晴れない」という年もありますよね。
毎日雨が降り続くと、空気の入れ替えが間に合わないことも。
そんな時は、除湿機・扇風機・サーキュレーター・エアコンのドライ機能を一時的に使用して
空気を循環させて湿度を下げる工夫もできます。
もし家の計画段階であれば、調湿効果のある塗り壁・タイル・無垢の床材など様々な仕上げ材で
湿度を調節することもできますのでご相談くださいね^ ^
それでは!ジメジメした梅雨ですが、工夫しながら乗り切りましょう。