お知らせ・ブログ・
土地・賃貸マンション情報
家づくりコラム 2022.09.15
スケルトン階段にしたい間取りとは?
こんにちは、坂根工務店の林です。
以前のブログで“上がりやすい階段”についてお届けしました。
今回ご紹介するのは「スケルトン階段」です。
時には、オープン階段やストリップ階段と呼ばれることもありますよね!
スケルトン階段をみんなが選ぶ理由とその間取り
近年よく取り入れられるようになったスケルトン階段ですが、それはなぜなのでしょう?
それから、どんな間取りに配置するのが最適なのでしょうか?一緒に考えてみましょう!
Pattern1 リビング階段にする
子どもが成長するに連れて、それぞれの生活スタイルもバラバラに。
同じ家に帰ってくるのに、顔を合わせないのは非常に残念ですね。
「せっかく家族のために家を建てたのに。」パパの努力が水の泡になるかも…
そこで家族が集えるように考えられたのが「リビング階段」です。
毎日の生活の中で必ずリビングを通るので、自然と顔を合わせる機会が増えるというわけです。
ただ元来のボックス階段をリビングに配置するのは圧迫感があります。
そんな時スケルトン階段なら、リビングに配置しても圧迫感が軽減!
このように視線が通り抜け、開放的!
窓横にも配置できるので、間取りのバリエーションが広がります。
Pattern2階段下のスペースを使いたい
階段下にワークスペースをつくるために、
ボックス階段とスケルトン階段をミックスした設計です。
家の中心に階段を配置する場合、空間全体が狭く暗くなってしまうことも。
階段頭上の窓からスケルトン階段を通して採光できるので、その懸念も解消されます。
スケルトン階段で気をつけたいこと
たくさんの利点があるスケルトン階段ですが、いくつか気をつけたいことがあります。
①子どもや年配の方の落下の危険性があります
隙間があるスケルトン階段は、周りが囲まれたボックス階段と比べて落下の可能性が高くなります。
必ず手すりをつけますが、ご要望いただければお子さんが小さなうちはネットをかけることも可能です。
考え方はそれぞれで自由度の高い構造から「子どものジャングルジムになっています」というお声も!
②暖房効率が下がる場合も
暖かい空気は上に上がっていきます。
スケルトン階段によって空気が移動しやすくなりますので暖房の効率が悪くなることがあります。
③費用がかかる
“魅せる階段”であるスケルトン階段は、隠れた部分の多いボックス階段に比べると
どうしても材料・加工費がかかります。
かけられる費用と理想のデザインを建築士にご相談くださいね!
LATEST ARTICLE