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家づくりコラム 2022.12.13

これぞ坂根工務店の手仕事!事例を探求〜横長の土地を活かした和の趣を感じる家〜

こんにちは、坂根工務店の堂本です。
本日は坂根工務店の手仕事から「土地の形を活かした設計」の工夫をご紹介します。

最近は「ホテルライクな家」に注目が集まっているのですが、
伝統を守る坂根工務店らしく「旅館ライクな家」をご紹介したいと思います^ ^
旅館ライクってちょっと気になりませんか…?

まるで旅館みたいな家!?水平ラインが美しい和風な住まい

皆さんは“旅館”といえば、どういうイメージをお持ちでしょうか。
きっと多くの方が「日本らしさ」や「和の趣」に浸るために旅館を訪れることだと思います。
ご紹介する事例のお施主さまにも「和の癒し」を感じられる家をご希望いただきました。

施工事例「水平ラインが魅せる、日本の美」より

Point1 横長い土地が魅せる水平ライン

この事例では「土地幅を活かした住まい設計」をしており、横長に水平ラインが伸びています。
「水平」や「垂直」は日本建築の伝統技で、皆さんが旅館を訪れたときに感じる
圧倒的な「日本の美」はこの水平ラインが所以かもしれません。

Point2 繊細な意匠を意識した切妻屋根

美しさを感じさせるためには迫力よりも「繊細さ」が大切です。

・屋根の妻側を一部見せる

屋根だけでは重たい印象になりがちですが、「妻側」を見せるデザインにすることで
スッキリとバランスのとれた外観に仕上がります。

・腰葺き屋根を採用

腰葺きとは、瓦葺きと銅板葺きを組み合わせた屋根のこと。
建物の格式を上げる役割をもつ伝統工法です。
軽い銅板は、軒を下方に伸ばしても屋根に負担がかかりません。
また和風の住宅は屋根の高さを抑えることで、高級感を出すことができます。

坂根工務店の事例の多くは、どこか「華奢さ」を感じられると思います。
この事例でも洗練されたデザインを生み出すために、各所のラインを細く繊細に見えるよう意識して設計されています。


▲夕方の外観
灯は住まいを美しく照らします。

Point3 日本建築の伝統に基づいた造りの玄関

伝統建築の基本に基づいた「正面玄関」です。
お客様をおもてなしする心づかいが表現された造りになっています。
「水平垂直」が玄関にもしっかりとあらわれています!

式台(しきだい)…玄関土間と床の間にある一段低くなった箇所。高い段差を上がりやすくします。

上がり框(あがりがまち)…玄関の段差(上段)に水平に設置する横木のこと。
人を出迎え毎度踏む部分であるため、見栄えが美しく強度の高い木材を使用します。

取次(とりつぎ)…「取次の間」「取り継ぎ」とも呼ばれます。玄関で客人をお出迎えする2畳ほどのスペース。

玄関土間にはタイル、木天井を施して高級感がありながらも無駄のないスッキリした空間に。

Point4 「庭」を愛でる造り

和室には「広縁」を造り、お庭と室内を緩やかにつないでいます。

広縁…日差しを防ぎ、建具や畳の傷みを抑える役割などがあります。

夜になると庭に灯籠が灯り、より一層幻想的な雰囲気に。
リビング側からもお庭を眺めることができる間取りに設計しています。

それでは、次回の事例探求もお楽しみに♪

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