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家づくりコラム 2022.12.08

自宅に薪ストーブのある暮らし|建築士からアドバイス!設置するための環境条件とは?

こんにちは、坂根工務店の林です。

寒さが沁みる季節となりましたので、暖かいコラムをお届けします。
今回は「薪ストーブのある暮らし」についていっしょに考えてみましょう!

空前のアウトドアブーム!
弊社のお客様の多くも、キャンプなど自然派な暮らしを楽しまれています。
そんな皆さんの中には「薪ストーブ」に憧れを持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし薪ストーブを日本の住まいに取り入れるのは、少々現実味に欠けるかもしれませんね!

坂根工務店の施工事例の中には、いくつか薪ストーブを取り入れたお住まいがあります。
実際の住まいを参考にしながら、設置するための「具体的な環境条件」などを確認しましょう。

薪ストーブの良いところとは?

Point1 電気代やガス代がかかりません

薪ストーブには電気やガスを使用しないので、光熱費がかかりません。
その代わりに、ひと冬分の薪を蓄えておくか調達先を確保しておきます。
災害時などでも、薪ストーブは機能してくれます。

Point2 遠赤外線効果で家のすみずみまで暖かい

暖まるまでに少し時間がかかってしまいますが、エアコンや電気ストーブよりも断然暖かく感じられます。
遠赤外線効果があるので、体の芯までポカポカにしてくれます。
土間のある家の「冷え対策」にもピッタリです。

Point3 料理ができる

アウトドア派にはたまらない!ストーブでの料理。
オーブン仕様になっている薪ストーブでは、ピザを焼くこともできます。
お湯を沸かしたり、料理を煮込むことだってできます。
じっくりと時間をかけて煮込んだ料理は、格別でしょう!

Point4 洗濯物がよく乾く

冬場は晴れていても洗濯物が乾かないことも。
洗濯物を取り入れて湿っていたら、しばらく室内干しをするということもありますよね。
薪ストーブをつけていれば、その熱によって室内干しした洗濯物がカラっと乾いてくれます。
暖房をしながら洗濯物を乾かすのは効率的ですね!

薪ストーブを設置する環境条件とは?

Point1 できれば街外れが好ましい!近所に配慮が必要

日本の住宅事情としては、住宅地の多くが密集しているということ。
薪ストーブは煙突から煙が上がってしまいますので、住宅密集地では特に配慮しなければなりません。
また火を扱いますので、万が一火事が起こった場合にも住宅街は特にリスクが大きいと言えます。

薪ストーブを設置するためには「住宅が密集していないこと」が好ましいですね。
たとえ街外れや広い土地であったとしても、煙突の位置や高さには配慮しましょう。

Point2 薪小屋を確保する


▲駐車場の一角に薪を保管するスペースを設けています

薪ストーブを冬場に使用するために、薪を確保します。
薪を購入する場合には、それを保管しておくための風通しの良いスペースが必要です。
具体的には、軒下を利用する方がいらっしゃいますね。

薪をご自身で用意する方は、雨風が防げる薪小屋のようなスペースが必要です。
春から秋にかけて家族で薪割をして少しずつ貯めていきます。
ぜひ薪の準備を家族のイベントや趣味として楽しみましょう!

薪ストーブユーザーにおすすめの樹種は?

特におすすめの樹種は「サクラの木」です。
高温で燃えて、密度が高い樹種であることから持続時間も長いです^ ^
灰の量も少ないので、お手入れも比較的しやすいでしょう。

サクラの木をはじめとした「落葉広葉樹」が薪ストーブには向いています。
樫の木 / 白樺 / ブナ / クヌギ / ケヤキ など

薪ストーブは、暮らしを楽しくするアイテムです!
条件はいくつかありますが、興味がある方はぜひお住まいに取り入れてみては?

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