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aboutさかね 2022.12.20

坂根工務店の家ツクリビト #2 板金職人 | スタッフ紹介

こんにちは、坂根工務店の坂根広泰です。

皆さんの家づくりには私たち建築士から現場監督、職人さんまでたくさんの者が携わっています。

同じ家づくりに対しての目線もそれぞれの職業柄で少しずつ異なります。
リレー形式でご紹介していますので、お楽しみください!

家ツクリビト第2号「板金職人」さんです。
今回は長くお願いしている、ベテラン板金職人Mさんに代表でお答えいただきました!

屋根の仕上げはお任せください!金属屋根の施工担当「板金職人」目線の家づくり

板金職人さんってどんなお仕事?

皆さんの分かりやすいところでいうと「金属屋根」を葺(ふ)くのがメインの仕事です。
金属屋根の一種「ガリバリウムの屋根」などは、よく耳にされるのではないでしょうか。
伝統的な工法の和風住宅も手がけますから、時には家の印象をつかさどる「銅板屋根」などを葺くこともありますね!
屋根は上から見ないと分かりづらいので決して目立つ箇所ではありません。
しかしながら「家を守る要」として大切なものです。
屋根ひとつ狂えば、家が雨風に晒されて台無しになってしまいます。
私たち板金職人も、責任ある仕事として取り組んでいます。

Mさんはなぜ板金職人に?

ひとことで言うと…家業だったからです!
今は減っているかもしれませんが、以前は家業を継いで職人になる人が多かったんですよ。
子どもの頃から親の仕事を見て育つわけですから、憧れと少しのプレッシャーがありますね!
なかなか大変な仕事ですが、技術を継ぐという意味でもやりがいを感じます。

ちなみにMさんの好きな屋根や葺き方はありますか?またその理由も教えてください。

最近注目している屋根材でいうと、断熱性が高く軽くて扱いやすいガルバリウム鋼板の屋根材ですね!

これらにはバックアップ材が施されていて、断熱性や遮音性が高いのです。
何より施工が早く材料の無駄も少ないことは、嬉しいポイントなのではないでしょうか。
一般的な段葺きよりも高値ではありますが、個人的なおすすめではありますね。

最近はどんな色味の屋根が流行っていますか?Mさんおすすめの色はありますか?

時代に関わらず、圧倒的に黒系統が多いですよ。(ブラック、ダークブラック、ギングロ等)
こればかりは好みによるので特におすすめというわけではありませんが、
指定のない場合はブラウン系を使うことも多いですね!

金属屋根葺き作業で一番難しいところ、苦労されているところは?

実は最も苦労するのは材料の置き場所です。
特に大屋根の場合、一度に荷上げをするので限られたスペースの中で施工の邪魔にならずに移動回数の少ない置き方を考えます。

季節によって大変なことはありますか?

相手が金属なので、夏場は素手では触れないほどに熱くなります。
当たり前のことですが、手袋・長袖シャツ等直接肌に触れないようにすることです。

冬場は、氷点下の朝や積雪時は細心の注意を払わなければいけません。
自然が相手ですから、臨機応変に判断して時には諦めることも大切だと考えています。

屋根を長持ちさせる、メンテナンス方法はありますか?

例えば瓦棒葺きの場合、雪止め金物というものが付いています。
雪止め金物の下は劣化が分かりにくいため、錆が進行して雨漏りすることがあるんです。
数年毎に雪止め金物の位置をずらして、元の場所をクリヤー塗装すると長持ちすると思いますよ。

最近の屋根材は耐久性も上がっていますが、環境によっても状態は変わると思います。
施工技術でカバーしたいところですが、住まいの経年変化は防ぎきれません。
基本的には定期点検をきちんと受けていただき、何かあれば坂根工務店を通じてご相談ください。

板金職人・Mさんご回答ありがとうございました!
それでは次のツクリビトにバトンタッチ。
どんな人物が出てくるのでしょう?皆さんお楽しみに!

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