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家づくりコラム 2023.01.24
二世帯住宅でハッピーに暮らすための間取りのコツ!|新築もリノベーションも
こんにちは、坂根工務店の堂本です。
本日のコラムは気になる「二世帯住宅」についてお話していきます。
二世帯住宅にはメリットもデメリットもあります。
将来のことや経済面などさまざまな理由から二世帯住宅を選択することもあるでしょう!
今回は二世帯住宅に挑戦する際に「二世帯の家族がストレスをできるだけ抱えず、ハッピーに暮らせるコツ」をいっしょに考えてみましょう!
二世帯住宅を成功させるためには?
根本的に“家族が暮らす”ということは、それぞれのスタイルを少しずつ譲り合うということ。
いくら気を遣わない家族といえど、皆さんも自然に譲り合っているはずです!
家族内でも譲り合いがあるということは、人数が増えれば増えるほど
「複数の生活スタイル」が混在して「譲り合う(妥協する)」機会は多くなります。
Point1 どこまで妥協できるのか、譲れるのかを考える
それぞれの性格や、生活スタイルによって妥協できるポイントは変わってきます。
まずは、どこまで譲れるのか線引きをして考えてみましょう!
家族で1日のスケジュールやプライベートを守りたい場所などを書き出して、俯瞰的に考えてみるのもおすすめです。
例えば、親世帯と子世帯では起床・就寝時間が異なる場合があります。
気になるポイントを挙げておけば、どのような間取り・動線にすればお互いに気にならないのか
プランニングの際に配慮することができます。
Point2 家族にとってのメリット&デメリットを挙げてみる
お互いにメリットとデメリットがあるはずです。
「若い夫婦が迷惑を負う」なんて考えがちですが、これは逆も然りですよ!
若い家族はどうしても騒がしくなってしまうものです。
お互いにメリットを得ながらも、デメリットを減らせる方向で考えてみましょう。
二世帯住宅にはどんな間取りがある?
「1つの土地に、家を2つ建てればおトクなのでは?」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが…
法律上、基本的に1つの土地に複数の家を建てることはできません!
そのため二世帯で住むとなると、1つの建物を共有することが基本となります。
Case1 完全分離型(独立型)
世帯ごとに、玄関から居室・水回りを設ける「完全分離型」
1つの建物を共有しているといえど、それぞれの家族の生活スタイルを保つことができます。
例えるなら、アパートのようなイメージです。
親子世代でそれぞれ助け船が必要なときに、すぐ側にいるため安心感も両立できます。
具体的には各階で住まいを分けるパターンが多いでしょう!
二世帯分の生活スペースを設けるため、費用的には1番かかりますが、
長い目で考えるとストレスが1番少ない暮らし方かもしれません。
Case2 完全同居型(共有型)
生活スペースを完全に共有するスタイルです。
水回りもリビングもいっしょに使うため顔を合わせる頻度が最も高い暮らし方です。
ほぼ1世帯分の居住スペースで完結するため、費用面で考えても1番ローコスト。
価格を抑えて二世帯住宅を実現するためには
現実的なスタイルです。
共働き夫婦や、頻繁にコミュニケーションを図る奥さん側の両親と暮らす場合によく見られる形です。
二世帯で一つの住まいを共有するため「譲り合い」は多くなってしまいます。
Case3 一部共有型
「費用を抑えながらも、プライバシーを保ちたい!」「ここだけは譲りたくない!」
という方は一部共有型にする手もあります。
それぞれでこだわりのポイントは異なりますが、例えば玄関やお風呂だけいっしょにするなど。
毎日一度は顔を合わせるため、積極的なコミュニケーションが苦手という方も
「挨拶すること」が習慣になって良好な家族関係を保つことにもつながりますよ!
【まとめ】これまでの経験から坂根工務店がおすすめする間取りとは?
家族の価値観や生活によって、 “暮らしのカタチ”はそれぞれです。
長い目で見るとするなら、おすすめするのは「完全分離型」です。
建築費用は戸建て以上ですが、戸建て2つ分未満で抑えることもできます。
何より大きいのはストレスが少なく、それぞれの家族生活を保てること。
さらに二世帯ならではの「助け合い」も両立できる、ある意味おトクなカタチです。
もちろん完全同居型や一部共有型を選ばれる際にも、ご家族の暮らしぶりや関係性をヒアリングした上で
これまでの経験を活かした「より良い住まい」をいっしょに考えます♪
迷っている方はお気軽にご相談くださいね。
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