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家づくりコラム 2023.05.16

【教えて!坂根さん】木の温もりってどういう意味?

こんにちは、坂根工務店の堂本です。

マイホームを考えていらっしゃる皆さんなら一度は聞いたことあるでしょう。
「木の温もり」というフレーズ。
たくさん目にしているからこそ馴染みのある言葉ですが、木から熱を発するわけでもないので何だか不思議な言葉だと思いませんか?

私たちも「木は温もりがあって…」とつい口ずさんでしまう心地良いフレーズ。
今回は”木材のプロ“坂根工務店が「木=温もり」と言われる由縁を皆さんに説明したいと思います。

 

木が温かいってどういうこと!?「木の温もり」と言われる理由

建築に使われる木材は色々ありますので、今回は天然物の木材「無垢材」をイメージしてお答えしていきます。

理由1 空気を含む無垢材は冷たさを感じにくいから

木材には、小さな穴がたくさん空いています。
学生時代に「道管師管」という言葉を習いませんでしたか?
細胞なので目には見えにくいですが、水を通すための管が通っています。
専門的には「穴がたくさんあいている物質=多孔質」と呼んでいます。

木材に加工されてからは孔の部分に空気を含みますので、自然な「空気の層」となります。
空気層があることによって、熱伝導率が下がり冷たさを感じにくいのです!
私たちは“冷たさを感じにくいこと”を「自然な木の温もり」と表現としています。

理由2 人が温かさを感じる見た目

有機物と無機物という言葉を聞いたことがありますか?

有機物…生物・植物に由来したもので、木材や紙など。
無機物…それ以外のもので、金属や石・ガラスなど。

施工事例「無機質な個性が光る家」より

無機物は熱伝導率が高く、触れた時にヒヤリとした感触です。
この実体験から人は無機物を”冷たいもの”と連想します。
(無機物は環境に左右されやすいので、夏場は熱を感じます。)

施工事例「27坪で家族がワクワク暮らす家」より

反対に木材などの有機物に触れた時は、ヒヤリとした冷たさを感じにくいので”温かいもの”と認識しています。
このイメージから、人は木材を見た時に「温かさ」や「安心感」を感じるのだと思います。

木が持つ自然な色味も、温かさを連想させる理由の一つでしょう!

■ まとめ

「木の温もり」の由縁は、
冷たさを感じにくい素材だから=温かい
木の見た目が温かさを連想させるからです。

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