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施工事例 2023.07.11

これぞ坂根工務店の手仕事!事例を探求〜良質な木造建築を引き継ぐ〜(前編)

こんにちは、坂根工務店の林です。

今回ご紹介する事例は「古材が見守る新しい我が家」です。
前編では家づくりのコンセプトと外観〜玄関編、後編では居住空間のこだわりをお届けします!

旧家の愛着を、新しい住まいへ

施工事例「古材が見守る新しい我が家」より

お施主さまは旧家に愛着をお持ちでしたが、家が古くなってきたことから建て替え工事をすることになりました。以前お住まいだった旧家は日本の古き良き文化を感じる和風建築で、梁や柱にケヤキをはじめとする高級材料がふんだんに使われていました。
現代ではなかなか手に入りにくい価値のあるものだと思います。建て替え工事では、ぜひこの古材を残していただけませんか?」とご要望を受け、古材を活かした家の設計が始まりました。

古材の使用について建築士は『古民家には立派な材木が使われていますが、蓋を開けてみないと分からないことがたくさんあります。たとえば「解体が難しい」「コストが掛かる」、さらには古い材料であるため新築において「ご要望通りに使えるか分からないこと」をお伝えしながら、納得していただいた上で慎重に設計を進めていきました。』

上棟工事

家を支える屋根の天辺「棟梁(主棟)」の部分には、古材を再利用しました。
クレーンを使って新しい住まいの頂上に。

外観〜玄関

旧家に設えられたお庭も大変な立派なもので、新築後もそのまま残されています。
鯉のいる池や、飛石はとても風情を感じますね。
このお庭を抜けた場所に数奇屋づくりの門を設け、新築後も和の趣ある雰囲気に仕上げました。

玄関構えは重厚感そのもの。
時を経た味わい深いケヤキの古材を家の顔(化粧梁)として見せています。

玄関を入ると、立派な松の鴨居が迎えてくれます。もちろんこれも古材です。
松は強度があり、屋根の重みに耐えて住宅の横架材として家を支えてくれます。

玄関ホールは吹き抜けにして、上部に視界が抜ける開放的な空間です。
梁にはケヤキ(古材)を使用。

太く強固な古材と対照的に、華奢で美しい北山杉丸太を化粧柱に用いてコントラストを表現しています。
外の雰囲気と繋がるように、土間はみかげ石の四半張り(斜め45度に張る工法)にしました。
造作のベンチを設置して「立ち話もなんですから!」とご近所さんと語らうことも。

従来の日本建築では、お客様や家族を迎える場所として玄関を構えます。
今回の事例でもその慣習に倣い、設計を行いました。

和風の玄関について詳しく知りたい方はコチラの記事をご覧ください。
【玄関ホールのススメ】和風・和モダンな玄関のインテリア|坂根工務店の家を最大限に活かそう!

続きは後編にてご紹介します。
お楽しみに!

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