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こんにちは、坂根工務店の塩見恭子です。
今回の事例紹介はあっと驚くステキな邸宅を解説していきます！

先に概要を説明いたしますと、広島出身の谷尻誠先生との坂根工務店のコラボレーションによって生まれた近未来的な外観が特徴の住宅です。

前編では、お施主様の家づくりのきっかけと外観・水まわり&廊下パートのご紹介をしようと思います♪
ぜひ建築の面白みを感じてください。

「ぜひ谷尻誠先生にお願いしたい！」

施工事例「青空と隣合せ 至高の邸宅」より

お施主様との出会いは弊社が主催している第一回ASJのイベントにて。
お洒落なご夫婦が会場にいらっしゃったのをよく覚えています。
お2人は建築デザインにも興味をお持ちで、谷尻誠先生の作品の数々に惹かれているとのことでした。
「どうしても谷尻先生にお願いしたい！」との熱いご要望を受け、コラボレーションが決定しました。

谷尻先生は設計事務所suppose designの創業者で、有名な建築家さんです。
住宅はもちろん、ホテルや複合施設のデザインを世界的に展開されています。
手がける作品は型にとらわれないという言葉そのもので、心惹かれるファンがたくさんいます。

谷尻先生のデザインと弊社の伝統技術の融合とあって、私たちもありがたく挑戦させていただきました。

宙に浮く箱形の建物は斬新で、実際通りかかった人は住まいであることは想像し難いでしょう！
近未来的で無機質…中を簡単にイメージさせてくれないのが谷尻マジックです^ ^
ちなみに建物の下はガレージとして使用します。

玄関というよりも入り口といった方が良いのでしょうか？
まるで飛行機に乗り込むような印象の階段を上がり、室内へと入っていきます。
ガラス張りの玄関は珍しいですが、直接室内が見えない設計なのでプライバシー的にも安心です。

階段を上がり室内に向かう際には、青空を仰ぐことができるように天井部はトップライトになっています。
室内に入ると再び外の景色を眺める特殊なデザインですよね。

簡単に構造を説明しますと、横長で間口が広い家です。
大きく分けると居室パートと水まわり&廊下パートで構成され、横1列に配置されています。
長い廊下には、キッチン・収納・洗面脱衣所・浴室が並んでいます。
廊下をただ通路として使うのではなく、機能性を持たせているので無駄がなく各部屋とのつながりも持たせることができます。

キッチンは木材を面材に使用した家具のような造作カウンターです。
廊下にあってよく見える部分であるからこそ、素材感やデザインにはこだわっています。

浴室はホテルライクなガラス張りです。
洗面室とバスルームの間にカーテンレールを設置し、ご家族のプライバシー確保についても考えています。

外観廊下編いかがでしたでしょうか？
次回は居住空間についてこだわりを解説したいと思います。お楽しみに。