創って集う 離れの使い方
京丹波 T様邸
「お盆やお正月に帰省する家族が集える場所にもしたい。」そして、
「ご近所の方々が気軽に訪れてくれる場所でもありたい。」
そんな想いを実現したのが、こちらの“趣味の創作と集いの離れ”です。
( 竣工:2011年4月 / ご家族構成:ご夫婦 )
HIGHLIGHT みどころ
土間玄関を活かしたコミュニケーション
周囲は昔ながらの田園地帯。農家の土間玄関がご近所のコミュニケーションの場になっている土地柄。そこで、この離れにもそのコミュニケーションのカタチを取り入れました。広めの土間と小上がり。ここに腰を掛ければ、気軽なコミュニケーションが生まれます。
集いの場に
お盆やお正月、都会から帰省する家族がゆったりできるように、ひと続きの広間にしました。また、隣組の行事にも使える広い空間です。
創作の場に
もうひとつの大切な目的が、ご夫婦の創作活動。
木組みをそのまま見せた高い天井は、木の感覚と開放感を演出し、豊かな発想を生み出す空間になっています。
また、ひと続きの広間はギャラリーの役割を担っています。ご夫婦が創作された作品を飾るスペースに。
それを楽しみにご近所の方々が訪れる場所に。観てくれる人の存在は、創作意欲を更に高めてくれます。
お孫さんとのコミュニケーション
創作活動のためにカウンター・テーブルと屋根裏スペースを造りました。
これが、お孫さんの大のお気に入りに。お孫さんと過ごす時間が、さらに楽しくなりそうです。
寛ぎの和室
ゆっくり寛げるスペースとして和室を設けました。
お茶を飲みながらひと息ついたり、ご近所さんと話し込んだり。
窓を開ければ、母屋の縁側がすぐそこに。大切な人達が身近にいる環境を創っています。
ASJ-0425