空間を活かした家
宮津市 S様邸
この環境を存分に活用するため、さまざまなテクニックを駆使してつくり出したのが、このお住まいです。
無駄を省いた使い勝手のよい動線、狭さを感じさせない間取り。
なによりも、すべての部屋に十分な採光を入れつつ、外部からのプライバシーをしっかりと守ることが最優先事項でした。
まるでパズルのような外観が、印象的ですね。
( 竣工:2016年11月 / ご家族構成:ご夫婦 )
HIGHLIGHT みどころ
宙に浮かぶ箱
ボックスが宙に浮いたような、不思議なデザインのLDK。
奥行きの長さを活かし、窓側に広い吹抜けを設けることで、採光による明るさと開放感を確保しています。
ウォールナットの床と建具、白い壁と天井、ブルーがかったグレーの箱、メタリックなキッチン。
さまざまな色のコントラストが、空間の使い方と相まって、どこか近未来的な雰囲気を醸し出しています。
夜になって2階の明かりを灯すと、二段のスリット窓からリビングに柔らかい光が落ちてきます。
採光とプライバシーの両立
キッチンからリビングを見渡します。
掃き出し窓と大きなハイサイドライトから存分に注ぎ込まれる、日の光。
掃き出し窓の向こうは三方を壁で囲まれた中庭になっているため、周囲からの視線も気になりません。
採光とプライバシーを、しっかりと両立しています。
勾配天井で空間活用
2階の個室も、空間を余すことなく活用しています。
ベランダ越しに入る、柔らかな光。勾配天井の高さを利用して設けたハイサイドライトからは、部屋の奥まで直射日光が差し込みます。
光の演出
道行く人が思わず振り返る、幾何学的な外観デザイン。夜になって家中の明かりを灯すと、また違った表情が浮かび上がります。
思わず外に出て、我が家を眺めたくなりますね。
見てのとおり、カーテンなしでも家の中の様子はまったくわかりません。採光だけでなく、プライバシーへの配慮も万全です。
B36-0581