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家づくりコラム 2022.01.18
ご存じですか?リビング階段の意外なメリット
こんにちは、坂根工務店の堂本です!
今ではすっかり一般的になったリビング階段。
階段といえば廊下にあるのが当たり前だった昭和の時代を経て、リビング階段はどのようにして日本の住宅に定着したのでしょうか。
思春期になると子どもたちは自室にこもりがちになり、家族と顔を合わせることも会話も減っていきます。
しかし、リビング階段なら外出するときも帰ってきたときもリビングを通るため、必然的に家族が顔を合わせる機会が増え、親子のコミュニケーションがとりやすくなります。
それが、リビング階段の人気に火がついた理由のひとつでした。
当社のお客さまでも、最近ではリビング階段を選択する人がやや多い印象です。
理由も、「子どもの様子がわかるように」というものがほとんど。思春期になっても、とりあえず顔を見ることで安心したいという親心なのでしょう。
ただし、リビング階段を選択するのであれば、そのデメリットについても知っておく必要があります。
気になるのは、やはり寒さ。
リビングに階段があるということは、そこに吹き抜けができるということです。暖かい空気はどうしても上に逃げてしまいますから、足元に冷えを感じるかもしれません。
とくに舞鶴の冬は寒いので、階段部分を間仕切ることのできる工夫がほしいですね。
天井が高い場合には、シーリングファンを設置するとよいでしょう。
最後に、リビング階段の意外なメリットをひとつ。
階段は子どもにとって絶好の遊び場。
階段の上り下りを覚えたばかりの小さな子どもにとって、リビング階段は部屋の中にある遊具です。もう少し大きくなると、ベンチ代わりに階段に腰かけて本を読んだり、ゲームをしたり。
もちろん安全対策は必要ですが、階段で遊ぶ子どもの姿を近くでそっと見守ることができるのも、リビング階段の魅力なのかもしれません。
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