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家づくりコラム 2022.03.08

軟弱地盤のリスクと、軟弱地盤を見分ける方法。

こんにちは、坂根工務店の坂根広泰です。
先日、土地探し中の方に向けて7つのチェックポイントをお伝えしました。

土地選びでチェックしておきたい7つのポイント(1)
土地選びでチェックしておきたい7つのポイント(2)

そのなかで、地盤の安全性を知ったうえで土地を選ぶことも大切であることをお伝えしました。
本日は地盤の状態に、もう少しスポットを当ててみたいと思います。

そもそも軟弱地盤とはどういうものなのかというと、やわらかい粘土質の土や砂で形成された土壌のこと。
軟弱な地盤の上に建物を建てると、基礎が沈下して建物が傾いたり(不同沈下)、地震の際に地盤が液体状になって建物が沈んだり(液状化)というリスクをともないます。

もちろん、家を建てる際にはきちんと地盤調査をして、地盤改良を行いますが、硬質な地盤に比べて改良費用はかかりますし、心理的な面からも軟弱地盤は避けたいところです。

家を建てるとき、古くからある宅地よりも新しく造成された土地を好む方は多いと思います。
しかし、造成地というのは田んぼや畑を埋め立ててつくったところが多いため、実は古くからある宅地よりも軟弱な地盤が多いのです。
宅地造成は『切り土』または『盛り土』のいずれかの手法によって行われます。
『切り土』は斜面を切り取って地面を平らにならす工事、『盛り土』は逆に斜面に土を盛って地面を平らにならす工事ですが、『盛り土』は斜面だけでなく、田んぼや湿地を埋め立てて造成する際にも用いられます。

そのため、『切り土』によって造成された宅地よりも、『盛り土』で造成された宅地の方が液状化のリスクは大きいのですが、その造成地が『切り土』なのか『盛り土』なのか、見た目で判断するのは困難です。
「若い地盤は安定しない」といわれるのはそのためで、だからこそハザードマップなどできちんとリスクを知る必要があるのです。

ほかにも、地盤の状態をある程度把握する方法はあります。
たとえば、「さんずい(氵)」が入っている地名は、昔その場所に川や水場があったと考えられます。
その土地の履歴を知るうえで、参考にされてもいいですね。

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