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家づくりコラム 2023.02.07

家に遊び心を!特別感を与えてくれる和の建築素材をご紹介

こんにちは、坂根工務店の塩見恭子です。

これまで弊社の家づくりで活躍している、基本の自然素材をいくつかご紹介してきました。

【自然素材の家】モルタルって何?用途や特徴は?
【自然素材の家】珪藻土ってどんな素材?|漆喰との違い|塗り壁
木のぬくもりを感じる家~無垢の魅力~

今回は、住まいに遊び心を与えてくれる「和の建築素材」をご紹介します。

和素材を使った家づくり。素材を楽しんで何倍にも豊かな気分を味わって!

【竹】

日本では縄文時代から建築に使用されてきた「竹」。
現代では竹を住まいに使用することは少なくなりましたが、茶室をはじめとした和風建築においては
今もなお、その凜とした竹に魅了される方は多いでしょう!
京都は竹の産地でもありますから、上質な竹を用いた竹垣や竹細工などを楽しめます。


▲網代編み(あじろあみ)にした竹の天井材
和室の天井には、平割りした竹を編んだ網代天井を施すこともあります。
竹は経年によって味が出て、上品な飴色とツヤを楽しむことができます。

【石】

石は日本の侘び寂びには欠かせない素材ですね。
産地や大きさ、形によって石の表情は実に様々です!
例えば同じ石でも、玉砂利や石畳など見え方や使い方が違います。

通り土間には石畳と玉砂利を敷き詰めています。
白黒のコントラストが美しく、周りの玉砂利は水を表現しているようにも感じます。
まるで高級旅館みたいでしょう?

【葦(よし)】

なかなか知られていない、和の自然素材の「葦」。
ヨシもしくは、アシと呼ばれる水辺に生えるイネ科の植物です。
私たちも夏にはお世話になっている簾には葦が使われていることも。
(葦の簾は葦簀(よしず)と呼びます。)

この和室の天井は一味違う「葦簀(よしず)」を張った葦簀天井です。
古くから茶室にも使われているものなんですよ!
素朴さと暖かさ、そして高級感を演出してくれます。

【土・砂】

日本の風情ある建築には「土」「砂」が使われていることも多いですね。
自然素材ですから、産地や地層によっても色や粗さは様々です。

この和室の床の間は砂壁で仕上げます。
塗料には出せない柔らかな風合いで、和室の美しさを引き立ててくれます。
この事例では紅葉で型抜きをして空間に彩りを加えました。

和素材を使った「粋」を感じる家は現代では少なくなってきましたが、
日本建築の美しさの基本は和の自然素材を使うこと。
今回ご紹介した事例は、全て現代住宅の中に取り入れたものです。
ぜひ施工事例ページにて探してみてください^^

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