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こんにちは、坂根工務店の堂本です。

以前のブログで「二世帯住宅の間取りのコツ」についてお話ししました。
→ https://sakane.co.jp/blog/p8398/
間取りについては家族の生活スタイルに合わせて、細かく計画した方が良さそうですね！

ところで「二世帯住宅のメリットやデメリット」については、皆さんならどう考えますか？
実際に同居を始めたという方の意見を聞いてみると、どうやら世代ごとに見解が違うようです。

今回のブログでは、二世帯住宅ならではの良さと欠点・注意点をいっしょに探ってみましょう。

二世帯住宅のメリット＆デメリット

坂根工務店では、新築およびリノベーションにて二世帯住宅を手がけています。
お施主さまのご意見も参考に、より良い暮らしができるように二世帯住宅について考えてみましょう。

お施主さまに聞いてみた！二世帯住宅を決断する際に考えたこと

【子世代目線】

・資金計画や将来の計画をしたときに、二世帯住宅は現実味があった！
・二世帯住宅って何かと大変そうだし、できれば近所に住む方が良いのかな？とも考えた。
・地元に帰れるし、子どもを親に見てもらえるから安心して仕事に復帰できそう。
・義実家をリフォームして住むのは、やっぱり気を遣うかな？など

【親世代目線】

・時代が変わって、二世帯住宅にする家族は周りでも少なくなった気がする。
・いっしょに住んでしまってお互いにストレスがないか心配だった。
・子どもがすぐ側にいることが嬉しい！
・自分が建てた家を、子どもや孫にも使ってもらえることは良かった。など

お互いに二世帯住宅については前向きながらも、少しの不安も混在していたようです。

二世帯住宅のメリット

【子世代目線】

Point1　経済面で助け合える

家族の人数や経済状況によっては、希望の住まいが建てられないこともあるでしょう。
二世帯住宅なら親子で資金を助け合うこともできるので、理想のマイホームに近づきやすいかもしれません。

Point2　子どもを預けられて、安心して仕事にいける

仕事復帰を目指すとき、誰かに子どもの様子や帰宅を見守ってもらえるのは心強いです！
「帰ったら家族がいる」ことはお子さんにとっても嬉しいポイントです。

Point3 親の体調を見守ることができる

離れて暮らしていると、年配の両親が心配ですね。
毎日顔を合わせて、元気を確認できるのは安心です。

【親世代目線】

Point1 何かあった時、側にいるのは安心

年齢を重ねると「何かあった時」に誰かにすぐ頼れる環境は、一番のお守りです。

Point2 若い世代と暮らすと人生が充実

孫の面倒を見るなど、若い世代に頼られることは大変そうで意外と楽しいのだそう！
年齢を重ねても親子の関係は変わりません。

Point3 家事や買い物を助けてもらえる

車の運転や電球の交換など、不安なこともたくさんあります。
そんな時、子どもの協力があれば助かります。

【共通のメリット】

Point1 二世帯住宅なら補助金が出る場合も！

物価の高騰などで、建てたい時期に家が建てられない場合もきっとあるでしょう。
地域ごとに異なりますが、二世帯以上の住宅をリフォームする場合には補助金が受けられることも！
実は、舞鶴市内でも補助金の応募枠を設けてあります。
→「舞鶴市子育て世帯住宅リフォーム支援事業等補助金」

Point2 防犯面で安心

誰かが家にいれば防犯面でも安心して出かけられます。

二世帯住宅のデメリット

【親・子世代共通のデメリット】

Point1 生活リズムが異なる

親世代は早寝早起き。子世代は外出・帰宅がバラバラ。
暮らしのリズムが違うので、間取りによってはお互いに気を遣ってしまうことも。

Point2 価値観や生活スタイルなどにジェネレーションギャップを感じる

掃除の方法など、それぞれの家庭で“やり方”に違いがあるはず。
親子関係に問題が発生しないよう、工夫が必要です。

Point3 プライバシー問題

共有部分は多いと、顔を合わせる機会は多くなります。
家族といえど、プライバシーが確保できる間取りを考えたいですね。

Point4 血のつながりがないと、気を遣うことがある

どちらの親と住むのか、またその関係性はどうなのか考えましょう。
血が繋がった親子はどうしても味方をしてしまいがち。
どちらかが不利にならないよう、家族間の思いやりが何より大切です。

最後に

メリット・デメリットともに「お施主さまが二世帯住宅を決断するときに考えていたこと」に共通する部分が
ありました。
今回ご紹介した内容をあらかじめ知り、まずは自分の家族にとって大切なことや問題点を理解しておけば
二世帯住宅へのハードルは少し下がるのではないでしょうか＾＾
もちろん「やっぱり自分たちにとっては難しそう」と判断することもあるでしょう。
皆さんにとってのメリットを活かし、デメリットを解消するアドバイスは坂根工務店にお任せください。