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家づくりコラム 2023.04.06

【教えて坂根さん】現代生活、仏壇はどこに置く?


こんにちは、坂根工務店の堂本です。
本日はちょっと目線を変えて、日本家屋らしい“仏壇のある”家づくりのお話しです。

日本国内で仏壇を持つ家庭は約4割。
坂根工務店でも「仏壇を置くこと」を前提に設計を行うことがよくあります。
しかし改めて考えてみると、現代生活においては昔のように「仏間」を設けるという考え方は
当たり前ではなくなっています。

今回は現代生活を想定して、仏壇を置く様々なパターンを一緒に考えてみましょう。

現代生活における仏壇配置

1. 床の間

坂根工務店では“伝統的な和室を設計”することも多く、その場合は「床の間」の横に仏壇スペースを設けています。
これは昔ながらの仏壇配置で、今でも一番多いカタチです。

2. 畳室


現代生活や、若い世代の方には「仏間」に対して親しみがないかもしれません。
将来のことを考えて、畳室に仏壇を配置できるようスペースを確保しておくこともできますよ。


先程と同様に、畳室に仏壇を配置できる場所を設けています。
インテリアにマッチしづらいという観点から「和の空間」に仏壇を配置することが多いですね。
親世代から引き継ぐというご家庭は、このように準備しておきましょう!

3. 居室・リビング(小さな仏壇を置く)


自宅には小さな仏壇を置きたいという方もいらっしゃいます。
毎日手を合わせられる場所に、配置できるスペースを設けましょう。


小さなものならリビングに置くことも可能です!
ただ仏壇がインテリアを損ねてしまうという懸念点もあります。
仏壇の保管性を高めるためにも、扉を設けてその中に配置する方法もオススメです。

最近では仏壇に見えないモダンなデザインのものも販売されています。
現代生活に合わせながら、ご先祖様を大切にしたいものですね。

仏壇を配置する場所・作法は?

仏壇を置く場所には決まりがあります。(時には例外もあります。)

・仏壇の正面が南もしくは東向き

直射日光が当たらない南向きに配置すれば、仏壇を傷めにくく一般的な方位。
また仏教の西方浄土に倣って、西を背に東向きにする方法もあります。

・仏壇の上は歩かない方が良い

仏壇の上にあたる場所(2F)には部屋をつくらないということ。
必要があれば日常使いしない物置部屋を設けることもあります。

これらの理由から、仏壇を置く場合・可能性がある場合には「配置計画」も必要です。
基本的にご要望に沿って配置いたします。
分からないことがあれば、お気軽にご相談ください♪

 

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