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家づくりコラム 2023.10.05

住まいが変わる天井の形|木造建築だからできる家づくり

こんにちは、坂根工務店の林です。
本日のブログは「天井による空間の魅せ方」についてお話していきたいと思います。

事例写真の中で、さまざまな天井のカタチがあることにお気づきでしょうか?
なんとなく見上げる天井には、色々工夫やこだわりが隠れています。

天井の高さ

建築基準法によって居室の天井高は2100mm(2.1m)以上と定められていますので、日本の住まいにおいては2.4~2.5mが平均的な高さです。

低い天井とは?

2.1m〜2.3mの天井高であれば、天井が低い空間だという認識になると思います。
低い天井は日本人にとっての”安心感や心の落ち着き“を与えてくれますので、坂根工務店では和室をはじめ居室の一部を低くすることがあります。

高い天井とは?

3m以上の天井になると高天井と呼ばれるようになります。例えば傾斜のかかった屋根を活かした天井や吹き抜けになると3m以上の天井高となります。開放感を与えたり、上部への拡がりによって住まいを広く感じさせることができます。

住まいが変わる、気持ちが変わる天井のカタチ

坂根工務店は完全自由設計の注文住宅を手がけていますので、それぞれの家によって天井のカタチが異なりますが以下の5つの天井を基本的に採用することが多いです。

1-平天井

床に対して水平に張る方法で、住宅では最も一般的です。シンプルな形状で、和室・洋室など場所を限定しません。費用面も抑えられるため採用頻度が高い天井の張り方となります。

2-勾配天井

傾斜状になっている天井を勾配天井と呼びます。平天井と比べて空間の面積が広くなりますので、お部屋が広く感じられるはずです。
勾配天井と相性が良いのは、天井の高さを確保できる平屋や2階リビングにする場合です。勾配天井にした箇所は2階に部屋を設けることが難しくなります。

3-化粧屋根裏天井

天井材を張らずに木造住宅の小屋組を魅せる天井のことです。質の良い木材を使う場合や大工の手仕事に高い技術がある場合は梁や垂木を現しにすることで、木造住宅ならではの美しさを最大限に味わっていただくことができると思います。

4-掛込み天井

形状だけ見るとモダンな印象がある掛込み天井ですが、数奇屋建築の和室でよく用いられる技法です。
平天井と勾配天井を組み合わせたような造りです。庇がそのまま連続して室内の天井になっています。

5-下がり天井

天井の一部を他より下げた位置にある天井を下がり天井といいます。
特に登場機会が多いのはキッチンの上部になります。
キッチンの配置によってダクトなどを隠したい場合や、リビングとキッチン間をゆるやかに間仕切りたい場合などにも役立ちます。

坂根工務店では、各部屋の役割や目指す空間に合わせて適宜採用しています。
施工事例を見ながら、どんな天井にしてみたいかぜひ考えてみてください♪

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